スパイダーマン3

まずはスパイダーマン3から鑑賞。

とりあえず、映画館で観る価値は十分にある映画。というか、映画館でなければ意味がないだろう。サンドマンのCGはホントにすごい!すごすぎる!ありえないくらいすごい!!『スパイダーマン2』は見せ場を最後の方に集中させたが、『スパイダーマン3』はそれをまんべんなく散りばめた。だから2時間半の上映時間も飽きずに観れたと言っていいだろう。クレーンが暴走するシーンはホントに鳥肌立ったからね、あと親友との空中バトル、すごすぎて何が起こってるのかよくわからないくらいすごい。CGをたっぷり使っていて、それ以外はめちゃくちゃ普通の映画だけど、ロマンチックなシーンやサンドマンが生まれるシーンでは360度パンを使ったり、スローモーションとオーバーラップを組み合わせて、感動的なシーンを作るなど、古典的な演出も忘れてない。だからこそ『スパイダーマン』は最近の映画とは一線を画している。

だが!だが!やはりドラマ部分はヌルい!ヌルいぞ!というか、作り手にとって都合がいいように出来過ぎてる。例えば!親友の記憶喪失!これはいるのか?明らかにサンドマンとごっちゃにならないように先延ばししただけだろう!そのあとやっぱり戻ってるし!こういうツッコミ所も多いんだよなぁ。執事とかさ、MJとかさ、親友のアレとかさ、とにかくそこでそうしないと映画がうまく進まないんだよってな具合に都合がいい。軸にしなきゃいけない部分が全部爪楊枝で出来てるみたいに脆いんだね、それをアクションシーンで全部補ってる感じだった。

ここからネタバレ。パソコンの人でネタバレを観てもいい人は下の部分をドラッグしてね、携帯で読んでる人は飛ばしてね。

なんで、MJとの関係をエディが知ってたの?なんでタクシーに乗ってて、いい具合にMJの前に来れるの?なんで

でも嫌いじゃないですよ、おもしろかったです。オススメです。