要塞警察

要塞警察 デラックス版 [DVD]

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要塞警察』鑑賞。。。。。ちょー!おもしろい!さすがジョン・カーペンター!低予算でもおもしろい映画ってのは作れるんだよ!まさにこれは凶悪な『リオ・ブラボー』だ!

ジョン・カーペンターは『リオ・ブラボー』が大好きで、好き過ぎて『要塞警察』を作ったわけだが、ホントに『リオ・ブラボー』はおもしろいからね。今まで観た映画の中でもクソおもしろい部類だからね!限定された空間の中で息もつかせぬ展開、個性豊かなキャラクター達のドラマ、映画という物の中でも頂点に君臨するくらいおもしろい映画だから。

要塞警察』で強烈だったのは、まず映像。低予算映画とは思えないほどしっかりしている。光と影を上手く使って、血みどろで、移動ショットも全部が完璧。子供までぶっ殺されるし、主人公の警官よりも刑務所に入ってる奴の方がキザでジョン・ウェインっぽいのもおもしろいし、音楽もすごく印象に残る。カーペンター自身はZEPの『移民の歌』を意識したって言ってて、確かに聞くと、あのリフをゆっくりにして、シンセに移し替えただけとも言える(笑)個人的には『遊星からの物体X』への思い入れが強過ぎるから、そこまでいかなかったが、これリアルタイムだったら衝撃的な映画だったと思うよ、『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』からここまでのモン出来ると思わないだろうし、『リオ・ブラボー』よりもそっちの方がテイストは近いからね。『ゴースト・オブ・マーズ』だって、よく考えたら『要塞警察』のリメイクみたいなもんだからな。原点。