モノポリーに今更ハマる。



久しぶりにトイザらスに行って、おもちゃを見たんだけど、めちゃくちゃ進化していて、驚く。だって、野球盤とかとんでもなく進化してるし!ドンジャラ*1寿司ジャンとか、チロルチョコチロルジャンとか、新幹線の鉄ジャンとか、すげぇある!んで、人生ゲームもすげぇ種類あって、子供の頃にやったスタンダードなヤツよりも、種類がいっぱい!いやぁ驚いたよ!

その中で私の目に留まったのはモノポリー。昔、やろうとして、ルールの複雑さに断念したんだけど、ゲームの『いただきストリート』や『タワードリーム』や『天空のレストラン』の元になってる、昔からあるボードゲームなんで、モノポリーも今更やれば、絶対にハマるはずだと思った。

私は上記のゲームを得意としている。というか、運任せのゲームはやってておもしろくないし、実力だけのゲームだとウマい人が絶対に勝ってしまうので、それもイヤだ*2だからトランプの大貧民や麻雀などが好きなのだが*3、ルールが複雑であればあるほど、ゲームってのはおもしろいと言う持論を持ってるので、いきおいで、モノポリーを購入してしまった。次は野球盤か人生ゲームを買おうと思っております。

んで、飯を喰らった後に、すぐさま後輩に電話。

19時半。超が付くほどの初心者である2人が説明書を読みながら、ものすごいスローペースでゲーム開始。

「え!絶対に土地って購入しなきゃダメなの?出来なければ、競売にかける??」

「なに!家っていきなりドカドカ建てられないのか??」

「刑務所ってどこにあるんだ??」

ある意味でルールを覚えながらのエキシビジョンマッチ。なるほど、土地は個人で自由に取引していいのか、きちっとしてるところはしてるが、かなりルールに曖昧なところもあるんだねぇ。そこが魅力なのかも。確かに同色の土地を買い占めると、威力が2倍にもなるっていうのは「いただきストリート」や「タワードリーム」なんかを彷彿とさせる。これは非常におもしろくなりそうなので、急遽、ヒラシタくん*4を参戦させようと電話をするが、電話に出ず。でも、ニートだからどうせすぐに電話に出るだろうと、しばらく、後輩とプレイ。90分ほどダラダラとプレイして、ルールが頭に入って来た頃になると、かなり白熱!運がかなり重要な要素を秘めている事も痛感する。

しばらくしたらヒラシタくんから電話がきた。「今さぁ、モノポリーってゲームを後輩と一緒にやってたんだけど、やりにこないか?」と行ったら来ると。

数分してヒラシタくん登場。後輩とはこれが初対面である。両者共々、名前くらいは知ってたものの、ついに竜虎相見える事となった。特に二人ともQMAをプレイしているので、その流れで教えたというのもある。

軽い自己紹介が終わった後で、ジャジーな音楽を流しながら優雅にモノポリーを開始する。ヒラシタは『天空のレストラン』を得意とするため、この手のゲームへの理解が早い*5もちろんヒラシタも大貧民や『天空のレストラン』など、運+戦略性に富んだゲームは得意である。

いよいよ、ガチで21時半頃にモノポリーを開始。ルールでは3回ぞろ目を出すと、刑務所に行ってしまうのだが、後輩が奇跡の3連続ぞろ目。「ちょっとぉ、同じ目になる確率って、2つだったら36分の1ですよ、それが3回って事は、36×36×36×…もぉ〜」それからヒラシタがカードの引き運に見放され、幾度となく刑務所へ行くなど、序盤から荒れるものの、ヒラシタのグリーン独占。さらに後輩のケンタッキー通りのスマッシュヒットにより、私はあえなく破産。ヒラシタのグリーン独占+家1件が検討するものの、最終的にイエローとレッドの独占+家2件増築に成功した後輩が「うーん。ここをデスロードと名付けよう」という名言を残し。その地獄にハマったヒラシタも破産。第1回目は後輩の完全勝利。

時間は0時を過ぎようとしていたが、私が「もう1勝負どうっすか?」と言い出し、ヒラシタは「ニートなので問題無し」後輩も「あ、ぼくもぜんぜん」という事なので、30分の休憩を挟み、2回戦スタート。

2回戦目はヒラシタもゲームの趣旨を完全に理解し始めたので、動きが速い。私の運の良さも相まって、3〜4周目にはライトブルーを2カ所買う事に成功した。前回のプレイで独占だけは避けたいという事を学んで来たので、後輩もヒラシタも、土地を競売にかけて買ったり、私も高値で買いたくないという思いから、競売にかけまくる。誰も独占していない状態で、土地だけがどんどん安値で買われていき、後は、どのように動くかだけの状態に。その時に運良く、ライトブルーを独占した私が一気に家を3件建てる事に成功。局面が大きく動き出したところで、ヒラシタが今日初対面の後輩と交渉に入る。

モノポリーがおもしろいのは自分が集めた土地(手札)を使って、自由に1対1で交渉が出来るところにある。金の貸し借りやレンタル料のやりとりこそ出来ないが、土地を交換したり、売却に関してはかなり自由度が高い。さらに独占する事で威力も倍になり*6互いの思惑が交錯する事になる。

ヒラシタの申し出に後輩があっさり交換しようとしたので、私が「ちょっとまてぇ!土地の値段や先の状況をまずは熟考しろ!」と釘を刺す。私はヒラシタの戦略性のずる賢さは知ってるので、冷静になるようにすすめる。私は1つの土地を独占状態にしているが、これ以上独占が続くと、大変な事になる。しかも3人とも現金は少なめだ。後輩は交渉をやめた。このように土地を買いあさり、後半でそれを武器に戦うというのも1つの手なのである。

後輩が私の土地につっこんだところで、ヒラシタと交渉を再びし、土地を交換して、独占が3カ所になるも、運が見方せず、2回目は私の圧勝となった。

深夜2時半。脳みそをフル回転させた3人はぐったり。オレと後輩はガチで5時間以上の戦い。その後輩は「もうしばらくいいですぅ」と言うほどだった。

という事で、言葉巧みに取引で局面を変え、さらに運と、家を建てるタイミング、さらにどこの土地を武器にするか?など、かなり戦略性に富んだモノポリーは反射神経や実力の有る無しは関係ないので、非常に私向きのゲームだなぁと思った。あういぇ。

モノポリー

モノポリー

モノポリーで学ぶお金持ちの法則

モノポリーで学ぶお金持ちの法則

*1:ドンジャラというのは登録商標で本当はポンジャンと言うらしい

*2:だから将棋やチェスは嫌いである

*3:麻雀はもう足を洗いました

*4:http://blog.livedoor.jp/hirasita/

*5:というか、元になってるのはモノポリーなんだが

*6:ポーカーでいうところの役である