“700年間地球を掃除し続けるロボット”っていう設定はさ…


寒くてベッドから出れないという事で観れなかった『1408号室』と『ブラインドネス』を早く観ないとヤバいです。『SAW5』も公開されたし、『デスレース』もやるし『WALL・E/ウォーリー』もやるしさ。たまってく一方ですよ。

今はこの5本が観たくて、観たくて、たまらないんだけど、1番の楽しみである『WALL・E/ウォーリー』が非常に気になってます。700年間地球をし続けるロボットっていうと、『サイレント・ランニング』を彷彿とさせるんだけど、実はこれ、オレら世代だとやっぱり『クロノ・トリガー』のエピソードを思い出させる。

クロノ・トリガー』っていうのはスーファミで出たゲームで、FFの坂口博信ドラクエ堀井雄二鳥山明がタッグを組んだ作品だが、それはヒットさせるための大義名分だったらしく、実際のディレクターは時田貴司だったとかいう話もあるんだけど、まぁそれでも名作中の名作。

んで、その『クロノ・トリガー』の中で、未来に森が必要になって、そのためにタイムマシンでロボットを過去に置いて来て、ロボットが一生懸命畑を耕して、種を植えて、水を撒いてっていうくだりがあって、んで、またタイムマシンで未来に行ったら、それが森になってるっていうのがあってね、そこでロボットが言うんですよ。「あなた方にとっては一瞬ですが、私にとってはとてつもない時間でした」みたいな事をね。そこが非常に泣かせるんですけど、これは間違いなく『WALL・E/ウォーリー』の設定でしょ?

もしかしたら『クロノ・トリガー』のエピソードの方が『サイレント・ランニング』に影響されてるのかもしれない。実際、『クロノ・トリガー』には映画的な要素がたくさんあって。タイムマシンに乗って過去に行ったら、マールが先祖の姫様と間違えられて、マールが消えてしまうかもしれないって『バック・トゥ・ザ・フューチャー』だし、勇者だったけど魔法でカエルに変えられたキャラだって『紅の豚』だし、エイラの造形は『バーバレラ』だから、もしかしたら、そのロボのエピソードも『サイレント・ランニング』からとったのかもしれない。

それはいいんだけど、この設定って、『サイレント・ランニング』の前にありました?小説か何かで??hackerさんはブラッドベリみたいだって書いてたけど、別にそのものの設定ではないわけでしょう。

一応“WALL・E クロノトリガー”でググってみたんですが、どうも、DS版の『クロノ・トリガー』が出るっていうのに引っかかってしまってなかなか出てこなくて、他のキーワードでいろいろ検索したら、

“THE KAWASAKI CHAINSAW MASSACRE”というブログのdoyさんという方のこの記事→http://d.hatena.ne.jp/doy/20080613に素晴らしい事が書いてありまして、おー!ミュージカルか!となったりもしたんですが。

一応『クロノ・トリガー』は95年に北米で発売されてるらしいので、ええい!誰か監督に聞いてくれい!と『クローバーフィールド』以来*1思ったのでありました。あういぇ。

Wall-E (Dig)

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