新年一発目の映画は『十戒』だ!

十戒 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

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十戒』を観た。新年一発目の映画鑑賞は『十戒』になったか。いや、昔々に観たんだけど、海が割れるところしか覚えてなくて、見直したら、3時間39分あったけど、あっという間で驚いた。それは元々旧約聖書が読み物としておもしろいから、細かく映像化してもダレないんだろうなぁと思ったりもした。チャールトン・ヘストンはホントに偉人ばっかり演じてるような印象があるが、実はモーゼは奴隷もやってたので、チャールトン・ヘストンがやけに奴隷ばっかり演じてたんだなって事にも気づかされる。『ベン・ハー』や『猿の惑星』しかり。だからあのムキムキの身体で説得力があるんだと。

エジプトへの10の災難はすべて出てこなかったものの、ほぼ聖書通りに映像化してるところは興味深い。やはり葦の海が真っ二つに割れるところは最大のクライマックスという事で、今観ても、あのシーンのスペクタクルは色あせる事は無く。鳥肌が立った。ただ、なんとなくセットがしょぼいところもあって、特撮に金がかかったのかなぁなんて思ったりもする。海が割れるところはホントに完成度高いっすからねぇ。同じ史劇でいうとやっぱり『ベン・ハー』の方が映像的にすごいのかな。まぁ、それにしても一般的なモーゼのイメージって、この映画のヘストンの立ち姿なんじゃないかなぁ。それにしても、モーゼいいヤツすぎだろ。神に1度だけ背いたからって約束の地に入れなかったって、どんだけのスパルタなんだよ、神は。

んで、この出エジプト記をアニメ化した『プリンス・オブ・エジプト』が観たいんですけど、新年早々誰かが借りたらしく、貸し出し中になってました。誰だよ!まったく!