2009年死んでいいヤツはこいつ↓
↑激しいネタバレがあるので注意。
全能のパワーを持つDrマンハッタンですら自分の良心に自信が持てない様子で
Dr.マンハッタンは人間から神レベルの能力を持ってしまった事で人間らしさがどんどん無くなってくキャラなんだよ。元々良心は無いんだよ。だから人間の事をシロアリだって映画の中で言ってんじゃん。んで、そんなシロアリみたいだと思ってた人間の価値をシルク・スペクターに見いだしてて、そこで感動するんじゃんか。
ここまで来ると、まだこっちの方が立派に思えるから不思議だ↓
でも、『ダークナイト』の原作は『ダークナイト・リターンズ』じゃなくて『キリング・ジョーク』と『ロング・ハロウィーン』だよ!
この映画版は、原作に驚くほど忠実に作られているが、ここであえて私は断言する。この映画の完成度は、原作を超えている、と。
さすがに原作は超えてないだろ!越えたのは暴力描写とエロだって!
原作を改変したのは、ほんのわずか。まさにちょっぴりだけなのだが、たったそれだけのアレンジでこの映画に、2009年にぴったりな、現代的なテーマを内包させてしまった。
わずかだったか?ヴェイトのところに訪ねたのがダンになってたし、Dr.マンハッタンを最初に訪ねた時に、ロールシャッハを追い返す理由が違ってたり、わずかに変更したのはいくつかあったが、劇的に変えたところがあったじゃん!オチは!オチは全然違うぞ!!あとタイトルバックわい!