『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』と『DKR』復刊!
28日夜
仕事から帰ってきて、はてブを見たらば、id:tianbale-battleさんが衝撃のブクマを、、、
なんと、、、、、、
『ダークナイト・リターンズ(以下、『DKR』)』と『ダークナイト・ストライクス・アゲイン(以下、『DK2』)』がセットになって復刊される!!!
DARK KNIGHT バットマン:ダークナイト(ケース付) (SHO-PRO BOOKS)
- 作者: フランク・ミラー,クラウス・ジャンセン(画),リン・ヴァーリイ(彩色),石川裕人,秋友克也
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2009/09/01
- メディア: 大型本
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うおー!!!マジで我が目を疑ったぜ!!!
『DKR』と言われてもピンと来ないと思うけど、このコミックはホントにホントにアメコミの中でもかなり重要視されてる名作中の名作で、『ウォッチメン』と並び称されるアメリカンコミックの最高峰。
97年に柳下毅一郎氏が翻訳した日本版が発売されるも、絶版となり、オークションでは12000円で取引されるようになった。ちなみに続編である『DK2』もAmazonで7000〜12000円という値段になっている。
作者は『300』や『シン・シティ』のフランク・ミラー、あのスティーブン・キングも“これは、かつて出版されたコミックの中でたぶん最も良質な、傑作だろう”って言ってるくらいのすんごいコミックが『DKR』なのだってこれくらいの事はウィキペディアにも書いてあるんで、てきとーにググっていただいて、
アメコミって確かに読みにくいとか、最近のマンガに慣れてると難しいとかあるかもしれない。『ウォッチメン』だって、超が付くほどの傑作だけど、よほど興味がないと手に取らないだろう。
だけど、とにかく『DKR』はホントに規格外のおもしろさだから、読んだ方がいい。いや、読め!!2冊セットで3990円というあり得ない値段で出るぞ!発売は9月1日。それまでは事故ったり出来ないぜ。ひゅー!!
23時40分から古泉さんらとサイゼで談笑。一緒にいらした方がやたら香港映画に詳しくて、楽しかった。やはり映画をたくさん観ていて、映画を愛している方とお話するのは楽しいなぁ。あいかわらず古泉さんの「その映画、○○のところしか覚えてないなぁ」話がおもしろかった。
29日朝
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』鑑賞。ネタバレはありません。レビューでもないです。巷に溢れてる、「感動して泣いちゃいました」とか「説明が無くて理解出来なかった」的なバカ感想だと思ってください。
とにかくすごい!驚いた!2時間鳥肌が立ちっぱなしだった。しかも泣いた。あまりの出来の良さに感動しっぱなし、ハンパじゃなかった。自分が想像してたよりも違ってて、『序』よりも感動はでかかったし、あの『序』を忘れてしまうくらいすごかった。TV版で一番好きだった、マグマダイバーもニンニクラーメンチャーシュー抜きも無かったけど、そんな事はどうでもいい!!!!
TV版の絵のクオリティもかなり高かったのだが、いやぁ、これを見せられると、戻れないかもしれない。というよりも、明らかにTV版よりもおもしろいと思う。
んで、あまりに興奮しすぎて冷静な事が書けないのだけれど、ぼくが何よりも感動したのは、
TV版で不満だった、登場人物の「ここをさ、もうちょっとこうすれば、絶対に良いよね!」ってのが、今回の『破』で大分改善されてるんだよ!!それは人によっては“萌え”ってヤツになったりとか、男気とかだったりするんだけど、誰一人感情移入が出来なかったTV版に比べて、『破』にはすごく感情移入が出来たし、一人一人が無茶苦茶魅力的になってた。ゲンドウでさえも人間味溢れてたし、それよりもウジウジしてイライラさせられたシンジが『破』ではとにかくかっこいいんだもん!!!2時間っていう時間がそうさせたのかもしれない、ウジウジと悩みまくって内面世界を延々見せたTV版に対して、今回はそれをスパンスパンとぶった切っていく。
人類補完計画であるとか、その辺の設定はそのままに、絶妙に変えてあるのがうますぎる。ちゃんと旧ファンを納得させつつ、こう変えて来たか!という感動と、いい意味での裏切りが無茶苦茶すげー!!!
あと伏線が、「それホントに回収出来んのかよ」っていう感じじゃないところもいい。なんか抽象的な書き方ですいません。
とにかくもう一回観ます。アダムになっても「気持ち悪い」と拒絶されたシンジにスティグマータが付いたから、今回はきっとキリストになるよ!十字架も道路の看板から、トラックの扉からいろんなところに出てきて、その辺の絡みも楽しみだ。あういぇ。