くりごはんが嫌いな男の上半期ベストムービー09
2日昼
『デッドライジング』をプレイ、朝からゾンビを殺しまくる。なんて至福な時間なのだろうか、倒したゾンビの数は2000体を越えた。とっとと先へ進めばいいのに、無駄にゾンビを殺しにショッピングモールを徘徊しているので、レベルが上がって行く。やっぱりXboxが欲しい。でも、車検が近いので散財は出来ない。3時間やり続けた。
その後、仕事。
3日朝
『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』をレンタルしようと思ったのに、全部借りられてた、ファック!なので、目についた、情熱大陸の小栗旬の回のDVDを借りてみた。帰って観たのだけれど、小栗旬の事務所の社長が山本又一朗だったのに驚いてしまった。この人ってタレント事務所の社長もしてたのかよ!!それにしても小栗旬の人気はすごい。すご過ぎると思った。同じシュンなんだから、シオシュンにも頑張ってもらいたい。
周りでも上半期ベストを挙げてる人が多かったので、ぼくもネタにしてみた。いつもは年末にベストを挙げるだけなのだけれど、これから、なんかあまりおもしろそうな映画が無い様な気がしたので、いやぁ、今年の上半期はホントに映画濃かったですよ。
てなわけで、2009年上半期ベストムービー。
1位『エグザイル/絆』
2位『ウォッチメン』
3位『スラムドッグ$ミリオネア』
4位『グラントリノ』
5位『チェイサー』
6位『レスラー』
7位『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
8位『レッドクリフpartII』
9位『13日の金曜日』
10位『ブラッディ・バレンタイン3D』
1はペキンパーもレオーネも黒澤も清純もぜーんぶ内包した映画的興奮の塊のような破格の傑作。2は原作に忠実と言いつつ、監督の独自のテイストがしっかりあって良い、劇場で二回観たが、また観たいと単純に思った。アメコミ&グラノベ映像化では最もうまくいってる方なんじゃないかと。3はダニー・ボイルの最高傑作。インド映画は長くて、タルいしなぁと思ってる方は必見。4は今までのイーストウッド映画が前フリになってる気がした。現代の西部劇。5は黒沢清のような怖さと崔洋一の荒々しさが同居した、韓国の恐るべき才能。6はミッキー・ロークの演技もさることながら、実はマリサ・トメイが良い。ダルデンヌ兄弟の風格すら漂う。7は二度観た。そんなに『エヴァ』好きじゃないぼくでも超絶におもしろいと思った。続編が意外と胸に響いて来なかった中で8はジョン・ウーの良さがギッシリ詰まっていた。実はpartIは2008年のベストに入れてない。9はおっぱいがいっぱい出てきて、血がブシュブシュ出たから。10は見世物小屋としての正解を見せつけられた気がした。
上半期総括。
市内にシネコンが4つもあるというイカれた地方都市新潟ですが(つっても政令指定都市ですからねぇ)、『愛のむきだし』と『チョコレート・ファイター』は公開されないという体たらくです。ファック!!どいつもこいつも死ね!あと『ヘルボーイ』もすぐに終わってて、見逃してしまいました。
上半期に映画館で観た映画は45本、その内2回観た映画が2作でした。『スタトレ』『T4』『トランスフォーマー2』というCGを使ったド派手な映画はランクインしませんでしたねぇ、おもしろかったんですが、何故なんでしょう。そのかわり、1、3、4、5、6というアナログというか、ローテクな映画が本来が持ってる魅力の詰まった作品が多くランクインしてます。それからリメイクや続編が多くて、おもしろかったけど、その年のベストと言われると、、、という感じだった気はします。あとバイオレントで血みどろな映画が多いですねぇ、きっと彼女と別れたからでしょう。もし、ハッピーだったら、『トワイライト』とか入れてたかもしれません。いや、ごめん、嘘です。
アニメ以外の邦画でおもしろいと思ったのは『ヤッターマン』と『クローズZEROII』でどっちも三池崇史という、なんかこの人とは相性が良いんですねぇ。あと周りではボロカスな評判だった『ヘヴンズ・ドア』が意外と好き。ハッキリ言ってすげぇセンチになって寓話に寄りすぎてると思ったんですが、それでももう一回観たいと思ってしまった。でもこの監督アメリカ人じゃん!!
下半期も狂った映画がいっぱい公開されればいいなぁ、あういぇ。