二郎/渋谷/TENGA

16時に新潟を出発――――8号線を湯沢まで走ってそこから高速に乗る。途中、古本屋に寄ってタランティーノの自伝を500円で買ったり、餃子食べたり、大量にかむかむレモンを買ったりしたので、指扇に着いたのは0時ちょい前。仕事が終わったいとこと合流。今度はいとこの車でcapsuleを爆音でかけながらよみうりランドへ。『Starry Sky』が東京とは思えない山道に響き渡る。そのままのテンションでいとこの家へ。ビール。朝の4時まで飲み倒して、就寝。

土曜日は昼に念願の二郎を喰らいに行く。半年ぶりの再会。今回は慶応近くの本店。

車で首都高――――高速なのに車が停まるという新潟では考えられない事態におののく。ナビが目的地が近くなったことを告げる頃には12時をまわる。いとこに「とりあえず車から様子を見てみよう、多分右に見えてくるから」と言われ、ナビを見つめながら目的地に着いた瞬間。とんでもない光景が目に入る――――

黄色い看板以上に目立つ大行列。ぼくといとこと妹による「うそだー!」の大合唱――――ここまで来たからにはもう戻れない。車を近くのパーキングに入れ、途中でウーロン茶をさびれた自販機で買い、列の最後尾へ。列の周りには鳩。店の窓の縁にも鳩。

並んでいたら、メガネをかけて、腹に脂肪をたっぷりと蓄えた頭の薄い男に話かけられる――――何故?もしかして知り合い?

「この辺に住んでるんですか?」「いえ!新潟からわざわざ食べに来たんですよ、このために来ました!」嘯くオレ――――ビビる相手/取り出すハンカチ/くわえる指――――「キモイ」と声に出さずに言う妹。なんとかやりすごそうとするいとこ。

一時間半後、見事に三人が並んで着席。「ニンニク入れますか?」の声。答えるオレ「ニンニク辛め」――――大盛りの麺/脂まみれのスープ/ゴロゴロしてる肉の塊/ニンニクの香り――――すっからかんの胃の中に投入されるモチモチの麺。強烈な脂。すする音、半分食べたくらいで襲う嫌悪感、「ギブアップ」店を出る妹。「はいーありがとぅー」動かなくなる箸。カウンターに置く丼。いとこを横目に店を出るオレ。噴き出す汗。

店を出るいとこ、歩いてコンビニ。レッドブル/黒ウーロン茶/フリスク。渋谷までドライブ。

ちょっと早めの渋谷。ツタヤに行く。バッグにid:doyさんからお借りした輸入盤。鳴り響く出入り口のゲート/駆け寄る店員/必至で説明するオレ「いやぁ、輸入盤にはこういうタグみたいのが付いてるんですよねぇ、ははは!」気まずい空気。

30分前、早めの渋谷のハチ公前。小太りで禿げたジジイがメガホンを持って何やらわけわかんないことを叫ぶ、怖い、その場を離れる。

doyさん到着。その後続々とオフ会メンバー到着。詳しくはこちら↓他力本願。

渋谷世紀末伝説 -スナナレ会の悲劇 - THE KAWASAKI CHAINSAW MASSACRE

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すきもの主婦、都へ行く。 すきなものだけでいいです

歩いてタイ料理。どっと疲れて腰を下ろす。運ばれるビール。

遅れてくる罪山さん。飲み物を待つ。乾杯。早速飛ばす罪山氏。もちろんTENGA

オナニーの世界記録を持つという男の話。飛距離でもって競うという大会。アガサさん、手を上下に動かしながら「飛距離!?」逃さない罪山氏「今、飛距離って言いながら手を上下に動かしましたよね!?見逃しませんでしたよ!」Twitterで「飛距離なう」ってつぶやくしかないと、どよめく男子たち。

――――ブログの話。アクセス数。罪山氏はぼくが読み始めたときはほぼ無名だったのに、とんとんとーんと人気者になってしまった。暗黒皇帝「おい!オレはこう見えてもブログを7年やってんだよ!なのにもかかわらず、ブクマもアクセス数もそこまで付かないんだぞ!なのに!罪山!カトキチ!doy!なんなんだ!お前らは!」急にルサンチマン大爆発。罪山氏「ホントに尊敬してるんですよ」ニヤーって無茶苦茶嬉しそうな顔する暗黒皇帝。「嬉しそうな顔してる!」全員でつっこむ。

泥酔。解散。暗黒皇帝からハグ&キス。記憶無し。乗り換え間違える――――


――――続く。