5.1で聞くべき音楽はこれだ!
最近5.1サラウンドで音楽を聴くのにハマっていた。
DENON AVサラウンドアンプ ブラック AVC-1610-K
- 出版社/メーカー: デノン
- メディア: エレクトロニクス
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前に使っていたホームシアターシステムだと低音が独立していなかったので、音楽を聴いても低音が抜けるように聞こえて来ず、そのイメージが強かったためにDENONのモノに買い替えても映画ばっかり見てたのだが、音楽系のDVDを鳴らしたら思いのほかキレイだったので、手元のCDをかけたらこれがエラくいい音で響いて、それ以来音楽を聴くときはなるべく5.1で聞くようにしている。
近年のR&Bやクラブミュージックには興味なかったが、デスチャとかを5.1でかけるとボトムの太さに驚くし、逆にニルヴァーナや9mmなんかをかけてもガシャガシャするだけでいい音だなぁとはあまり思えなかった。ゴリラズもかなり作り込まれていて、こないだの新しいアルバムなんかは新世界のトビラが開いたかのような衝撃があった。
あと中田ヤスタカのcapsuleやPerfumeは5.1でかけると最高にアガることが分かった。ドルビープロロジックIIのミュージックでかけるんだけど、かなり細かい音まで拾ってくれて、こんな音が入ってたのかと再発見出来たり、シングル曲もまったく違う曲に聞こえるんだけど、個人的にはアルバムに入ってる“GAME”や“Butterfly”、“Puppy love”あたりの楽曲がかなり攻撃的に聞こえてかっこよかった。
さらにジャズ。ジャズを5.1でかけるとトンでもないことになる。ジャズ好きは高級なオーディオで聞いてるようなイメージがあったが、そりゃそうだろうと思った。トリオ編成のものは音はミニマムながら、異常な空間の広がりを感じ、後ろからハイハットが響き、ピアノとベースが前からズンズン来て、まるで演奏してる場所にいる感じだ。
映画のサントラやソウルミュージック、ビートルズのリマスター盤、アンダーワールドなどなど、いろいろおすすめがあるのだが、ぼくがいろいろ聞いて一番感動したのはコーネリアスの『Point』というアルバム。
- アーティスト: CORNELIUS,小山田圭吾
- 出版社/メーカー: プライエイド
- 発売日: 2001/10/24
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これを5.1で聞くと死ぬほどアガるぜ!!!
四つ打ちをベースに複雑なリズムパターンを重ね、アコギのストロークを中心にした楽曲は攻撃的なんだけど、そこに鳥や虫の鳴き声、波、風、水といった自然の音を重ねることにより、なんともいえないやすらぎを感じる。それが四方八方から飛んで来るもんだから、音が鳴ってるというよりも、音に包まれる感覚が他のCDよりも強い。元々好きなアルバムだったんだけど、5.1で聞いて一番感動を覚えたのはこれだった。イージーリスニングとかもしかしたら今まで以上に癒しを感じるかもしれない、まだまだ素晴らしいアルバムはたくさんあるんだろうけど、ぼくの手元のCDでは一番これがすごかった。“NEW MUSIC MACHINE”で「君の耳の 奥の方の 頭の中 流れ込んでく 信じられない音の世界が いつまでもずっと続く」と歌ってたが、まさにそんな感じである。
というわけで、ご自宅に5.1サラウンドシステムがある方。特にサブウーファーが独立した電源の方は、今まで聞いたCDをもう一回聞いてみてください。というか、もうとっくにためしてるのかもしれませんが、ホントにすんごいですよ!あういぇ。