今年はどんな音楽聞いてたっけか、ほとんどAKB関連だった気がするなぁとつぶやいていたら、ノブゾンビさんから私的AKBアワード2011に参加しませんか？とお誘いいただいたので、これはいい機会だ、ついでにエントリにしてしまおうという魂胆。派生ユニットやソロ、その他の姉妹グループも含めたらいったいどれくらいの枚数と種類が出たのだろう。今年が恐らくAKBのピークになるんだろうなぁ。来年はよほどのことしないと一般層からは飽きられることでしょう。
そんなことはさておき、曲そのものが良くなければ聞きもしないわけで、実際2011年の総合ワースト曲はぼくの中で『桜の木になろう』だったりします。好きな人ごめんなさい。
というわけで、私的AKBアワード2011いってみましょう。ルールは本隊、派生、本隊以外の派生(SKE、NMB、SDN)の三枠でそれぞれベスト10＋ひとことコメントを入れるということらしいです。
まずはAKB48から選出。
1.抱きしめちゃいけない
2.偶然の十字路
3.少女たちよ
4.上からマリコ
5.走れペンギン
6.フライングゲット
7.Everyday、カチューシャ
8.アイスのくちずけ
9.恋愛サーカス
10.わがままコレクション
AKBは「四つ打ちの歌謡曲」というイメージがあるのだが、その中でもわりかしバンドサウンドに近いものが好きなので、選ぶとそうなってしまうというのが如実に表れた気がする。4.は篠田麻里子に合わせ、キーが低めに設定されており、今までのAKBソングに比べて異質であるが、『抱きしめちゃいけない』と『波乗りかき氷』を合体させたような超絶キラーチューンだと思う。2.は『君と虹と太陽と』や『彼女になれますか？』のライン。
続いて派生ユニットから選出。
1.唇 触れず…
2.ハグ友
3.波乗りかき氷
4.希望山脈
5.If
6.Cry
7.週末Not yet
8.Answer
9.バレンタイン・キッス
10.ハート型ウイルス [no3b ver.]
1.は今ひとつの感があったノースリーブスの楽曲群において、遂にカラーを見つけたか！というような会心作。サビの転調がえげつなさすぎ。8.は1.の布石としての評価。2.はシャッフルビートが好きというのもあって選出。9.は名曲のカバーとしてもっと話題になってよかった気がする。おニャン子からはもっと曲をカバーすべき。10.は若干反則だが、もはやこじはるのセリフじゃないと違和感があるくらいになっていたので、音源化してくれてありがとうという意味をこめて。ソロ曲はそこまでグッとこなかったというのが正直な感想。
さらに本体以外の派生ユニットから選出。
1.オーマイガー！
2.パレオはエメラルド
3.MIN・MIN・MIN
4.青春のラップタイム
5.バンザイVenus
6.オキドキ
7.おねだりシャンパン
8.Everyday、カチューシャ (SDN48 ver.)
9.バズーカ方発射！
10.絶滅黒髪少女
1.はNMBだろうがSKEだろうが最初に打ち出したコンセプトとズレだして、結局AKBっぽい元気いっぱいな曲を歌わせないと売れないということを運営側も気付き出してからの会心作。秋元康の歌詞にはまったく感銘を受けないが、この曲だけは歌詞が良いと思う。というか、どこまで本人が書いてるか分からないけれど。2.は『ポニーテールとシュシュ』の名古屋支店として、7.はSDNとしての路線がハッキリしてて潔いから。
とまぁこんな感じ。来年も追っかけてしまうのだろうか。『遠距離ポスター』という曲で「アイドルなんて好きになると思わなかった」というフレーズがあるが、2年前にタイムスリップして、「お前AKBのこと好きになるよ」と言ったら、すっげえバカにされるんだろうなぁ、あういぇ。
