2016-09-14から1日間の記事一覧

意外や意外、ド直球のノワール/黒川博行『後妻業』

前回、黒川博行の直木賞受賞作『破門』と『国境』について書いたのだが、その二作から黒川博行という作家にドップリハマってしまい、その二冊を含むシリーズの『疫病神』、『暗礁』、『螻蛄(けら)』を全部読んだ。これが信じられないほどおもしろく、今まで…