2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

容疑者Xの一族の焦点/レイモンド・チャンドラー『プレイバック』

この年の瀬にインフルエンザにかかった。しかもA型である。自ら望んだことではあるものの、12月22日から1月15日まで休みは元日だけというスケジュールだった。とはいえ、望まなくてもこのようなシフトになったに違いない。なぜならぼく以外の連中も同じだか…

AKBよりもタチが悪い選挙の裏側/黒川博行『喧嘩(すてごろ)』

黒川博行の『喧嘩(すてごろ)』を読んだ。 ハードカバーを新刊で発売日近くに買ったのはチャンドラーの『大いなる眠り』以来のことである。つってもそれ昔の小説じゃん……その前となるとアプトン・シンクレアの『石油』か?それも昔の小説……直木賞を受賞した『…

そして歴史は繰り返される/ジェイムズ・エルロイ『背信の都』

ジェイムズ・エルロイの『背信の都』が県立図書館にあったので、借りてきて読んだ。ありがとう図書館。 10連勤などもあり、読み終わるのに二週間かかったが、もっとじっくり読むことも出来たので、ヘタしたら一ヶ月以上はかかっていたかもしれない。戦争を知…

“ハイテンション”に“愛、かましたい”

お久しぶりです。安田美沙子です。5月から連勤続きと前に書いたが、12月に入ってもそれは変わらず、人材不足ということもあって、忙しくもないのに忙しいという謎の現象が続いている。万城目学の『プリンセス・トヨトミ』に、究極に人がいない中、仕事を辞め…