2017-01-01から1年間の記事一覧

1日14時間残業代なしで働く男が選ぶオールタイムベストムービー2017

お久しぶりです。安田美沙子です。わりと映画ブログというくくりで更新してきた「くりごはんが嫌い」ですが、いよいよ今年は『シン・ゴジラ』しか観ていないという体たらく。確かスマスマに北野武が出たときだったと思うが、「一週間何も食べなかったヤツに…

MVのラストの解釈が……/NGT48『世界はどこまで青空なんだろう?』

NGT48の2ndシングル『世界はどこまで青空なんだろう?』のType-BとType-Cを購入した。 本当はType-Cだけ買おうとしていたのだが、絶賛箱推し中の妹が「Type-Bこうてきてくれや」と言ってきたので、仕事終わりにツタヤでフラゲしてきた。全種類買うとポスター…

黄金期に匹敵するアルバム/the pillows『STROLL AND ROLL』『NOOK IN THE BRAIN』

THE PREDATORSからの流れも多少影響しているが、the pillowsを聴きたくなり、聴いてなかった『ムーンダスト』と『STROLL AND ROLL』と現時点での最新作である『NOOK IN THE BRAIN』をレンタルした。STROLL AND ROLL 初回限定生産盤 (CD+DVD)アーティスト: th…

最近、GLAYではなく、THE PREDATORSとしてのJIROが気になって仕方がない。

2018年、二年半ぶりにTHE PREDATORSが再始動されるというニュースが飛び込んできた。 THE PREDATORS再始動シングルの全貌発表、2015年ツアー音源も収録 - 音楽ナタリー THE PREDATORS、3人集合コメント動画と新作ジャケ公開(動画あり) - 音楽ナタリー 改め…

タイトルがすべてを表している/Weezer『Pacific Daydream』

お久しぶりです。安田美沙子です。三ヶ月ぶりにブログ書いてます。7月から9月まで超繁忙期で一日平均14〜16時間、休憩も取れて40分、取れないときで10分。手当は出るものの、残業代ゼロという状態で働いていたので、ブログを書くどころではありませんでした…

バンド全体で歌ってるような感じ/スピッツ『醒めない』と『小さな生き物』

昨日、いきなりステーキに行った帰り、タワレコへ寄ったら、店頭にスピッツのアナログ盤が何枚か置いてあった。人気のあるやつは早々になくなったのか、残されていたのは『さざなみCD』、『とげまる』、『小さな生き物』、『醒めない』と、比較的近年のもの…

そもそも選曲が48Gのベストオブベスト『NGT48 1ST ANNIVERSARY』

NGT48劇場オープン一周年特別記念公演とNGT48自体の一周年記念コンサート、そして劇場オープン一周年特別イベントを丸々収録した『NGT48 1ST ANNIVERSARY』のBDを購入して、全部観た。 7500円とわりと高額だが、購入に踏み切った理由はセットリストが神がか…

近代アイドルと題材の相性の良さ『ひぐらしのなく頃に』

TV

NGT48のメンバーが多数出演した『ひぐらしのなく頃に』を観た。 超がつくほど人気のメディアミックス作品をNGT主演で、しかもオール新潟ロケで実写化するという負け戦感がプンプン漂う企画で、実際原作の大ファンである妹も「何を考えてるんだ」的なことを言…

ビートルズの偉大さを改めて実感/ASIAN KUNG-FU GENERATION『ソルファ』再録盤

いきなりだが「このアルバム、今改めてレコーディングしてくれないかな」と思うことが多々ある。ぼくは音楽を聴く行為が好きだが、その一方でライブにいくことは少ない。理由は単純でレコーディング音源が好きで好きでたまらないからである。だからライブ盤…

20年経った今こそ『Be Here Now』を再評価せよ!

いま思えば1997年の音楽シーンはすごかった。“いま思えば”と表記したのは、当時はそのすごさがあまりピンと来てなかったからである。その頃のぼくはといえば、碇シンジと同じ14歳。渋谷系に傾倒し、サブカルをひた走るマセガキであり、誕生日プレゼントはも…

ファースト、セカンドの呪いから解き放たれた一枚/Weezer『Weezer(White Album)』

またしても遅ればせながらWeezerの『Weezer(White Album)』を購入。 Weezerは新譜が出たら必ず買うようにしていたのだが、仕事の忙しさにかまけて放っておいたらこんなことになってしまった。大変もうしわけない。しかもそのまえにタワレコで『Pinkerton』の…

はてなにブログを“勝手に”非公開にされました

注・タイトルは若干釣ってますが、ぼくにしてみたら勝手に非公開にされた感があるので、あったことをそのまんま書きます。5月3日。仕事の休憩中になんとなくiPhoneで自分のブログを見てみたんですよ。そしたら、ログインページに移動します的な文面が出てき…

ペット・サウンズやロング・バケーションに匹敵する名盤/サニーデイ・サービス『DANCE TO YOU』

サニーデイ・サービスの『DANCE TO YOU』を聴いた。 仕事の移動中にiPodをつないで音楽を聴けるという環境になり、小沢健二の『流動体について』や、NGT48の『青春時計』など、久しぶりにCDを定価で店頭で買って聴くということをした。それで火がついたのか…

なぜNGT48の『青春時計』はへっぽこな“水曜日のカンパネラ”みたいになってしまったのかについての考察

立ち上げ時からローカル番組などである程度追っかけ、お披露目公演やイベントも行った程度には思い入れがあるNGT48がついに『青春時計』でメジャーデビューを果たした。 すでに代表曲としての評価も定まっており、リクエストアワードでも1位をとった『Maxと…

一週間『シン・ゴジラ』漬けだった

ちょうど『破門』を観にいった2月2日が面接の日で無事に転職したのだが、一日最低で13時間、最高で15時間残業なしで働くというブルーカラー男子になってしまったので(休憩もほぼない)、小説など読めるはずもなく『モンハンダブルクロス』も買うには買ったの…

マーケティング重視なキャスティングとは思えない/『破門 ふたりのヤクビョーガミ』

『破門 ふたりのヤクビョーガミ』鑑賞。それにしてもこのクソだっさいタイトルなんとかならんのか…… 原作は個人的に“ナニワのエルロイ”、“ナニワのレナード”と呼んでいる黒川博行の直木賞受賞作。センテンスは短く、セリフはおろか、それ以外も関西弁で書か…

関根彰子はあのとき何をしていたのか?/葉真中顕『絶叫』

葉真中顕という作家の登場は衝撃的だった。正確にいうならば、その登場の“仕方”が衝撃的だったというべきだろう。まず彼はブロガーとしてぼくの前に現われた。彼のブログは立ち上げてから半年もしない内にブレイクし、その名を轟かせていったが、そんな彼の…

ロバート・アルトマンの映画を観てるような楽しさ『デッドプール』

『デッドプール』をBDで鑑賞。 親に虐待されて育ち、トラブルシューターとして日銭を稼いで生活している主人公の元にコールガールが現われて意気投合。ようやく人生に希望の光が差し込んだのもつかの間、なんと彼は末期ガンと診断されてしまう。そんな彼に「…

夫婦を超えた先にあるもの『逃げるは恥だが役に立つ』

TV

14日の土曜日に幼なじみ一家の自宅に行き、子供たちが恋ダンスが好きだということもあって、酒を飲みながら去年話題になったドラマ『逃げるが恥だが役に立つ』を観た。 最初は飲みながらだったのでワーワーキャーキャー言いながら観ていたのだが、子供たちや…