2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

AKBはヒップホップである

文化系のためのヒップホップ入門 (いりぐちアルテス002)作者: 長谷川町蔵,大和田俊之出版社/メーカー: アルテスパブリッシング発売日: 2011/10/07メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 9人 クリック: 121回この商品を含むブログ (76件) を見る以前『文化系…

新潟日報の読者が選ぶ2011年の映画ベストテンが酷すぎる件

今日朝起きたら、おかんに「日報に2011年の映画ランキングが載ってるよぉ」っていわれたんですよ。「邦画部門何が一位だと思う?」って軽くクイズ出されたんで「なんたら村騒動記じゃね?(『大鹿村騒動記』のこと)」って答えたら「それねぇ6位だわぁ」ってい…

44年の時を越えビートルズがアジカンで三たび蘇る!?

超今更ながらアジカンの“迷子犬と雨のビート”を聴いたんですよ。 というのも“新世紀のラブソング”くらいからちょっと見限ってたところもあって、すごく好きな曲ではあるんですけど、そのレディオヘッド的な変化はまだ早いなというか、レディオヘッドだって『…

“もうひとりの一期生”平嶋夏海について雑記

TV

「こちらのみなさんがAKBの一期生メンバーでーす」こんな場面をよくテレビで目撃する。そして、その場面に彼女がいることはない。国民的アイドルと呼ばれ出してから、テレビや雑誌などでAKBを見ない日はないと言ってもいいだろう。地下アイドルのパンツ見せ…

変態残酷拷問鬼畜ムービー『セルビアン・フィルム』

『セルビアン・フィルム』をUK盤BDにて鑑賞。なんと日本円で1080円だった(送料込み)。 かつて人気を博していたポルノ男優が主人公。引退してキレイな奥さんをもらい、かわいい子供と共に幸せに暮らしていた。ところが収入に困っていた彼は、かつての仕事仲間…

人生にまったく影響を与えないAKBの48曲

AKBのリクエストアワードが無事に終わりましたねぇ。 知らない人のために軽く説明すると、総選挙の楽曲版ですね。ファンの投票でAKBの楽曲ベスト100を決めて、下位から25曲ずつ4日間にわたってライブするという、「らしい」企画です。知名度が上がってから新…

アジカン後藤と秋元康の対談を見て思ったこと

TV

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカルであり、ソングライターでもある後藤正文が地上波の音楽番組に初出演した。とは言っても、出演したのはMステやHEY×3ではなく、「ゲストが今一番会いたい人と対談する」というコンセプトが売りの『僕らの音楽』。まぁ出演…

寅さん的発想の完璧な続編『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』

『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』をレンタルDVDで鑑賞。 続編を作るというのはすごく難しいと思う。基本的に3部作など最初から続編を念頭に作られてる作品は別にしても、大概はその作品がヒットしたから、続編を作ってくれと依頼され…

愚直なまでに反戦と人間を描く『キャタピラー』

『キャタピラー』をレンタルDVDで鑑賞。『恋の罪』にものすごいショックを受け、冷えきっていた映画熱が再びジワジワと燃え上がってきた。そのわりに「ホントに観てぇなぁ!」と思うような映画が公開されてるわけでもなく、『ヒミズ』も遅れてやって来る始末…

90年代ギターロックの先駆け『リボルバー』

改めてすごいアルバムだなと思う。ザ・ビートルズが出した7枚目のオリジナルアルバム『リボルバー』は66年の作品だが、今聴いてもまったく古びてないどころか、今こういうバンドが出て来たとしても賞賛を浴びるだろう。いや、もしくは「ビートルズのパクりだ…

散文的な叫び『恋の罪』

『恋の罪』鑑賞。今年初めての劇場での鑑賞である。新潟では二週間限定のセカンド上映。 いやぁすっごい映画だった。「すごい」という言葉には「びっくりするほど程度がはなはだしい。大層なもの。」というのと「ぞっとするほど恐ろしい。非常に気味が悪い。…

『カクテル』に見る「製品」としての80年代アメリカ映画。

こないだBSで放送していた『カクテル』を観た。『カクテル』に関しては昔々に観ている。当時、マチャアキが隠し芸でカクテルをアクロバティックに作るというものをやっており、それに強烈に惹かれて、親に頼んでビデオを借りて来てもらったのだ。んで、映画…

妻を取られた男の狂気『スーパー!』

『スーパー!』をレンタルDVDで鑑賞。 麻薬中毒に苦しんでいた美人を「結婚」という形で救った冴えない中年男性が主人公。お客の入らないレストランで毎日毎日ハンバーグを焼き続ける変わらない日常を送っていたが、飛び切り美人の奥さんがいればあとはどう…

『惡の華』で再注目?『小さな悪の華』

『小さな悪の華』をレンタルDVDで鑑賞。 町山智浩氏のトラウマ映画館や押見修造のマンガ『惡の華』などでずっと前から観たかったのだが、レンタルがなく、DVDもそれなりの値段がしたので泣く泣くスルーしていた*1。そうしたら同じように『惡の華』で興味を持…

『勇者ヨシヒコ』の元ネタ『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』

『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』鑑賞。 昨年『勇者ヨシヒコと魔王の城』という楽しい深夜ドラマが放送された。『ドラゴンクエスト』の実写版ともいうべき内容で、勇者が魔王を倒しにいくというだけのあらすじだが、あえてモンスターを表…

人生に影響を与えた45曲

「すきなものだけでいいです」という映画ブログを書かれているアガサさんが結構前にある記事をブクマされていたんですね。それがASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文が選ぶ「人生に影響を与えた45曲」というものでした。実はアジカンの後藤氏とぼくは音楽年…

2700はロックだ!という話

年末にやってたガキの使いSPを録画してそれを見てたんですよ。そこに2700が出てまして、例によって「右ひじ左ひじ交互に見て」というリズムネタをやってたんですね。んで、これを見てからこのフレーズが頭から離れなくなったんですよ。脳内にこびりついてし…

レンタルズなのにレンタルはない「セブン・モア・ミニッツ」

少し遅れましたが、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。てなわけでザ・レンタルズの「セブン・モア・ミニッツ」を聴いた。Seven More Minutesアーティスト: Rentals出版社/メーカー: Maverick発売日: 1999/04/06メディア: CD…