“もうひとりの一期生”平嶋夏海について雑記


「こちらのみなさんがAKBの一期生メンバーでーす」

こんな場面をよくテレビで目撃する。そして、その場面に彼女がいることはない。

国民的アイドルと呼ばれ出してから、テレビや雑誌などでAKBを見ない日はないと言ってもいいだろう。地下アイドルのパンツ見せ集団がここまで世間を席巻するとは当時誰も思ってなかったと思うが、総選挙でも上位にランクインされ、今のAKBを実質引っ張っていっている前田敦子板野友美高橋みなみ小嶋陽菜峯岸みなみはAKBの一期生である。

同期がどんどん卒業していく中で彼女たちはAKBに居続けることを選んだ。こないだの金スマでも「あの当時は卒業していくメンバーの方が正しいかもと思っていた」みたいなことを言っていたが、辛抱強く居続けたことにより、国民的アイドルグループの一期生という地位を確立。各々ドラマに出たり、モデルをやっていたり、バラエティで活躍したりと独自のポジションを築き上げることに成功した。

ところが、もうひとり、世間的にはあまり知られていないAKBの一期生がいる。

それが平嶋夏海である。

知られていないのも無理はない。実は彼女はAKBに入りながらも学業を優先しており、メディアへの露出よりも劇場に立つことが多かった。結果彼女はAKBメンバーの中で劇場公演回数の最多記録を打ち立てることになる。総選挙上位のエースメンバーの公演回数は激減しているし、在籍していた年数からしても、彼女の記録が破られることは今後ないだろう。

AKBの一期生ともなれば、先ほど書いたメンバー同様にプロ意識やファンに対する想いは強かったはずだ。特に一期生が所属するはずのチームAからサポートメンバーとして二期生が所属するチームBへの移動になった時、彼氏の存在が発覚して解雇されてしまった菊池あやかを間近でみているのである。

そんな菊池は平嶋が所属する派生ユニット、渡り廊下走り隊に加入することになるのだが、当時平嶋はどんな言葉をかけて出迎えたのだろうか………

今回の騒動に関しては自業自得ということもあるだろうが、学業を優先していた彼女が、卒業したことでAKBに本腰を入れられるというのはファンも分かってたことだし、本人にもその自覚はあっただろう。その矢先にこの騒動である。非常に残念でならない。

ある種、流れ弾を喰らった形だったし、米沢瑠美に比べれば釈明の余地はあったはずだが、そう言った一連の卒業/解雇を見て来た彼女にとって自分からAKBを辞退したのは彼女らしい選択だったといえる*1

というわけで、朝からビックリするニュースが飛び込んで来たわけだが、ぼくはこれからもなっちゃんこと平嶋夏海を応援していく所存である。

――――――――っていうか米ちゃんはなにやってんだよぉぉ!!!!もっとAKBであることを自覚しろよぉぉ!!!!!ボケぇぇぇぇ!!!!!

http://blog.livedoor.jp/akb4839/archives/2636699.html

*1:事実上の解雇ではあるものの