2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧
『ザ・マスター』鑑賞。新潟ではあいかわらずのセカンド上映。ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作。 今年に入ってはじめてスクリーンで二度観た映画となった。二度観た理由としては作品の意図するものがよくわからなかったというのもあるが、それ以上…
『シュガーマン 奇跡に愛された男』鑑賞。新潟ではセカンド上映。ホントにたまたまなので、マクラには丁度いいと軽く書かせてもらうが、ツタヤの発掘良品で見つけた『殺しの分け前/ポイント・ブランク』を借りてきてついこないだ観た。細かい感想は今度公開…
ウォルター・ヒルという名前を意識しだしたのは脚本を手がけたサム・ペキンパー監督の『ゲッタウェイ』を観てからだと思うが、脚本家の名前はおろか、俳優の名前すらあまり覚えられないぼくが、その名前をなんとなくインプットできたのは、その字体が無意識…
『藁の楯』鑑賞。 ストーリーのキモというか展開を書きます。ややネタバレです。孫娘を惨殺された経済界の大物・蜷川が犯人を殺せば10億円を差し上げようと大々的に発表。それによって日本国民全員から狙われることになった容疑者・清丸。仲間に裏切られたこ…
『混血児リカ』をUS盤DVDで鑑賞。 結構前の話になるが、いつも楽しくブログを読まさせていただいているマクガイヤさんがニコニコ動画で“Dr.マクガイヤーの冒険式映画ゼミ”という番組をアップした。いちばん最初に“動く”マクガイヤさんを観たのは今はなきBSの…
『コックファイター』鑑賞。 「私はいかにハリウッドで100本の映画をつくり、しかも10セントも損をしなかったか」というタイトルの自伝からも分かる通り、損をしないような映画作りで商売人として成功を収めたロジャー・コーマン製作の中で唯一といっていい…
『チャイニーズ・ブッキーを殺した男』を鑑賞。 地味にこのブログで紹介したシネフィル後輩くんとこないだコメダ珈琲店とビックボーイをはしごし、映画に関する雑談をしつつ、オールタイムベストを選ぶという遊びをした。彼は『コックファイター』や『ヤング…
『フッテージ』鑑賞。 実際の凶悪殺人事件を元にしたフィクション・ノベルが大ベストセラーとなり、一躍時の人となった作家が主人公。しかし、彼ははやい段階で最高傑作にたどり着いてしまい、その後10年間はヒット作に恵まれなかった。家のローンが払えず、…
『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』鑑賞。 前作はハードボイルドの定石をそのまんまススキノに持ち込んだ『濱マイク』シリーズ以来の傑作で、大泉洋自身の人気もあいまって北海道を中心に大ヒット。おなじスタッフ/主要キャストが揃った続編もおおいに…
『ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン』鑑賞。 新潟はどうもセカンド上映だったらしく、二週間限定ということもあってとっとと終わるまえに観ようと何気なく行ったがぶったまげた。今年のベストワンはこれで決まりだろう。六割くらい泣いてた。100万…
『ジャッキー・コーガン』鑑賞。 刑務所から出所したばかりのチンピラと犬泥棒という妙な商売で生計を立てているイカれ野郎が、ジョニーという男から強盗計画を持ちかけられる。それはレイ・リオッタ演じるマーキーが運営するマフィアの賭場を襲うというもの…
『L.A.ギャング ストーリー』鑑賞。 ティーザーをはじめて見たときから、あの大傑作『L.A.コンフィデンシャル』を彷彿とさせ、しかもジョシュ・ブローリン、ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、ニック・ノルティ、ロバート・パトリック、ジョヴァンニ・…
『ラストスタンド』鑑賞。いわずとしれたシュワちゃん映画復帰作。 いきなり感想を書くとびっくりするほど「シュワちゃんの映画」だった。金曜ロードショーで放送した『コマンドー』を録画して何回も観てた子供のときまで一気に時間を逆行させられた。それほ…