オールタイムベスト
先日、Twitterにてメーカーのアカウントが『菊豆』をBD化したくてしたんだけど、全然売れてない!みたいなことをツイートしていて、それがRTで回ってきた。 ついでに言います。自分がやりたくてやって、本当に売れてないのがチャン・イーモウの『菊豆(チュ…
ここ三年くらい映画から離れ、さらにはブログもほぼ放置状態だったので、ワッシュさんの毎年恒例のベストテン企画も二年間参加しませんでした(オールタイムベストテン2017は結果発表のときに記事にする始末)。映画映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ!とい…
どうもカトキチです。毎年12月の頭に映画ランキングを書いたり、一昨年はテレビのことなんかも書いたりしましたが、なんと去年は劇場で映画を観たのが5回で、DVDも『テレクラキャノンボール』と伊丹十三監督作以外レンタルしておらず、映画というものにハマ…
毎年恒例ワッシュさん主催の映画ベストテンを選ぶ企画。今回は音楽映画。みなさんなかなか選ぶのに苦戦してらっしゃるようでしたが、ぼくはあっさりと決まった感ありました。 音楽映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ! 1.さらば青春の光(79年、フランク・…
実はちょっとした機会があって『砂の器』を10年ぶりに再読した。『砂の器』は世間的に松本清張の代表作と言われているが、ぼくはヘンテコリンな小説だと思っていて、よくぞここまでのものにしたなと逆に映画版の評価がグンと上がったくらいだった。今回読み…
毎年恒例の………って一年経つの早くね?マジかよ………SF映画選んだのも、ホラー映画選んだのも、もっといえばスポーツ映画選んだのもついこないだじゃん………今年はアニメ映画。アニメ映画ってのがいいね。 アニメ映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ! 1.BLOOD T…
というわけで今年もやってまいりました。なんかネットで映画ベストテンを発表するのはどうなの?という意見も飛び交ってますが、いいじゃん。楽しいんだから。『ゼロ・グラビティ』も『キック・アス2』も観てませんが、『グラントリノ』も『レスラー』もその…
SF映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ! 意外とアクセス数が伸びないと仰ってましたが、年末恒例ワッシュさんの映画ベスト企画。今年はSF映画のベストテンということで、当然ながら今年も参加させていただきたいと思います。この文章自体去年のものをコピ…
『タクシードライバー』という映画が好きである。初見の頃から変わらずにずっと好きだ。かなりの回数を観ているが、それはぼくだけではないだろう。 実はいろいろあってぼくもトラビスと同じような状況にいた。しかし、その鬱屈した感情は爆発するわけではな…
さぁ、今年もやってまいりました。毎年毎年観てる本数が少ないと嘆いてますが、今年はダントツで少ないです。48本という体たらく。なんでだろうと思ったら、犬が高齢になり、介護が必要で外にあまり出れなかったというのと、伯父さんが末期ガンで余命いくば…
年末恒例??のワッシュさんの映画ベスト企画。今年はホラー映画のベストテンということで、当然ながら参加させていただきたいと思います。 ホラー映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ! 1.回路 (2001年 黒沢清監督) 2.叫 (2007年 黒沢清監督) 3.東海道四谷…
さて今年もやって参りましたベストムービー発表の季節です。今年は映画というよりも、音楽とテレビ漬けになってた一年だったといえます。故に他の映画ブロガーさんよりも圧倒的に観てる本数は少ないです。その中でも繰り返し観たいとか、実際繰り返し観たも…
スポーツ映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ! 今年もやって参りました。男の魂に火をつけろプレゼンツ!年末恒例映画ベストテン。詳しい概要はワッシュさんのブログを読んでいただいて、じぶんの場合スポーツがあまり好きではない*1ということもあって、…
映画を観ていて美しいなぁと思う瞬間が多々ある。いわゆる、マジックアワー的な美しい映像とは別に、映画全体が美しいと感じる作品が古き良き時代の日本映画には溢れている。『東海道四谷怪談』は究極に怖いのに、映画全体が美しさに溢れ、その怖さですら崇…
超特大ヒットとなり、普段映画を観ない客層も取り込んだ『タイタニック』この映画の中で船の先端に立ちケイトがそのまま手を広げ、その手をデカプーが後ろから握るという超有名なシーンがある。 世界中でマネされたであろうこのシーンだが、実は『タイタニッ…
彗星が近づいているため異常気象が続き、愛のないセックスによって感染する「STBO」という病気が蔓延しているパリ。列車に乗ろうとした窃盗団のジャンは何者かによって線路に突き落とされ轢死してしまう。あるアメリカのギャングに金を借りていたジャンはそ…
宝石強盗をするために集められた素性を知らない6人の男たち。彼らの中に警察の犬(裏切り者)が居て、宝石強盗は失敗に終わる。果たして裏切り者は誰なのか……いやはや、何度巻き戻して観ただろうか。DVDがなかった時代にVHSで購入して、テープが切れるまで観た…
ゴダールレビュー第三弾ということで、今回は『女は女である』である。「『女は女である』である」というのは書くぶんには問題ないが、声に出して言うとちょっと変な感じ。ま、そんなことはどうでもいいのだが、それにしてもゴダールのことを書いてからアク…
映画ファンの間で必ず一回は話題になるゴダール。素人に毛が生えた程度と見る人もいれば、彼こそ天才だという人も多いだろう。やれプロデューサーだの、やれセットだの、やれ脚本だの、そういったしがらみを一切無視し、「とりあえずカメラ持って、外に飛び…
若い時は映画を観て泣くなんて恥ずかしいというか、ありえないことだったのだが、年齢を重ねるごとに映画を観て涙してしまうことが回数が増えて来た。最近じゃ泣かせる演出がある/ない以前に、映画的なカタルシスが全身を貫くだけで涙腺が決壊する始末で、…
5月 (500)日のサマー/ウディ・アレンの『アニーホール』を今作るとこうなるのか!?という感じでおもしろかった。一方的に別れを告げられた後に恋愛を脳内で反芻するとこうなりますみたいな時間軸の並べ方もいいし、何よりも男がズルズルと逆恨みでもって恋…
どもども、クリスマスも過ぎてもう少しで今年も終わりますな*1。ということで今年日本公開された映画の中でぼくが観たものを寸評付きで全作振り返ってみようと思います。観たあとよりもだいぶ落ち着いて印象も変わった映画があったりするので。ある意味で「…
いずむくんのブログで2010年のベストムービーが発表されたのだが、彼が選出した中ですでに6本も観てないという体たらくで、やっぱり観てない映画多いなぁ、どうしようかなぁとか思いながらも、結局今年もベストムービーを選出する手はずとあいなりました。『…
『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』をレンタルDVDにて鑑賞。 マジ悶絶級のミラクル大傑作!すごい!ホントにすごい!やったぜジョニー・トー!あんたはホントに偉い!ざっくりあらすじを書くと、娘とその夫、さらに孫たちを殺されてしまった男が、偶然街で出…
スピルバーグ監督の『1941』が見たくなったので久しぶりにDVDにて鑑賞。 世間的にもスピルバーグ自身も失敗作としていて、ある意味でフィルモグラフィーから抹殺されてるような節もあり、唯一DVDがなかなか発売されなかったりと不遇な扱いを受けてる作品だが…
「気がめいる陰うつな映画」30本 英誌が選出 : 映画ニュース - 映画.com こないだこんな記事が話題になり、Twitterでも陰うつになる映画についていろいろ意見が出て来たので、今日はぼくがおすすめする陰うつ映画『みな殺しの霊歌』について書こうと思う。 …
BSで以前放送した『狼は天使の匂い』鑑賞。 なんじゃこりゃー!!!!正直、驚きました……監督が『太陽がいっぱい』のルネ・クレマンだったので、ホントにそれだけの理由で何気なく観たんですか、なんですか!このすさまじい大傑作は!あらすじをざっと書くと…
続編映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ! http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20101101 早速参加するぜぇ!! 続編映画ベストテン!くりごはんが嫌い編 1.ワイルド・パーティー(70米:ラス・メイヤー監督) 2.ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/…
Twitter上でこのようなサイトが話題になりまして。日本禁煙学会 無煙映画大賞まぁ、要約するとタバコを吸うシーンが出て来る映画なんて死ね!ファック!ということらしいです。故にタバコを吸わない映画に賞を与えてるという。良い言い方をすれば斬新な映画…
『バード』をDVDで鑑賞。NHKで再放送していた『スコラ 坂本龍一音楽の学校』のジャズ編を観て、思いっきり感化されてレンタル。 十代の頃にチャーリー・パーカーの演奏を観て衝撃を受け、その後ピアノの弾き語りのバイトも経験したことのあるイーストウッド…