2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

3Dで髪の毛ウネウネ『塔の上のラプンツェル』

正直な話、ディズニーは元々あまり好きじゃなかったのと、あの絵柄に食傷気味だったこともあって進んで観ようという気にはならなかったんだけど、ジョン・ラセターがいっちょ噛みした『ボルト』は楽しかったし、スルーしていた『プリンセスと魔法のキス』が…

むきだしの先『冷たい熱帯魚』

『冷たい熱帯魚』鑑賞。 震災後、あまりのショックでなんもやる気が起きませんでした。スピッツの草野さんもショックでぶっ倒れたらしいですが、ちょっと分かる気がします。連日何も考えずにゆるーく笑える「水曜どうでしょう」ばかり観ていて、ホントに映画…

怒りのグルーヴ/震災&宗教編

今しがたTwitterにて「泉谷しげるは今回の震災で立ち上がらないのかなぁ。阪神大震災のときは小学生だったけど、あの人の「てめーら募金しやがれ!」は子供心にかっこいいと思ったよ。その後自分の人脈をフルにいかしたチャリティーイベントを開催して、その…

90年代を変えた男の出発点『レザボア・ドッグス』

宝石強盗をするために集められた素性を知らない6人の男たち。彼らの中に警察の犬(裏切り者)が居て、宝石強盗は失敗に終わる。果たして裏切り者は誰なのか……いやはや、何度巻き戻して観ただろうか。DVDがなかった時代にVHSで購入して、テープが切れるまで観た…

THE WORLD IS MINE

数年前に日経エンタテインメントという雑誌でiPodというものがあることを知った。常にCDを大量に車に積んでいたぼくにとってそれはとてつもなく魅力的な機械であった。まだ家電量販店に並んでいないときであったが、すぐさまパソコンの専門店に行き購入した…

cream soda

youtubeなどの動画サイトに無断で曲をアップすることには様々な問題があると思うが、そういうサイトだからこそ、懐かしい曲に再び出会うこともあったりする。以前、たまたまスーパーカーのLAST LIVEの映像を見つけて、その中に“cream soda”を演奏してるヤツ…

津波と原発でエラいことになってるが、実は地震も各地で起きている

震度6弱の地震が日本列島を襲っていますが、各地のみなさんは大丈夫でしたでしょうか?津波と原発がトップニュースとなっていますが、震度5以上の地震だって相当な威力です。 このように家屋は倒れ。電柱は折れ曲がります。土砂も崩れます。 自衛隊の方々は…

こんなときだからこそ聞きたい曲を集めてみた

悲しみなんて 負けずに 夢の空を 見上げて! 誰もぼくの手を握ろうとしない でも君の手を握りたい そうぼくは君の手を握りたいんだ 借り物の力で構わない そこに確かな鼓動があるなら どうせいつか終わる旅を 僕と一緒に歌おう 信じてくれ 俺を信じてくれ 人…

願い事をしようぜ 君が無事でいて そばで誰かが抱き締めてくれるように

これから出勤しようかなという時だった。いつものようにパソコンを開いて音楽を聴き、テレビを付けてHDDを起動し番組を録画した。3月だというのに骨まで冷えるんじゃないかと思うくらい寒い。エアコンは温かい風を送り続けてる。部屋がきしむ音が聞こえた。…

When You Wish Upon A Star

星に願いをかけるなら 君がどんなヤツかは関係ない 心から願えばきっと叶うんだよ 心の底から夢をみる時は 必ず何かを願うんだよ 星に願いをかける時には 皆夢追い人さ 運命は時に優しいね 微かな願いが叶うように 願っている人たちに きっと力を貸してくれ…

おくちぽかんなコメディ『ツーリスト』

『ツーリスト』鑑賞。特大ヒットと言っていいくらいの客の入りだった。さすがジョニデ&ジョリ姐。 マフィアのボスから金を盗み、さらに脱税の容疑で国際指名手配されてるアレキサンダー・ピアースは大金をかけて顔を変え、謎の男としてマフィアと警察から逃…

この辺から「どうした?」と言いたくなる『彼女について私が知っている二、三の事柄』

ぼくはゴダールがまぁ好きと言える方である。どちらかというとフォロワーであるウォン・カーウァイやレオス・カラックスの方が好きだが、やはりゴダールがいなければ、彼らは――――というか彼らのスタイルは存在していなかったであろう。そういう意味では映画…

現時点で唯一のプログラムピクチャー『名探偵コナン 銀翼の奇術師』

劇場版の「名探偵コナン」シリーズがけっこう好きである。ちっとも観る気など起きなかったのだが、当時お付き合いしていた彼女がコナン大好きで、その影響から仕方なしに見始めたのだが、これがなかなかバカに出来ず良く出来ていてエラく感動したことを覚え…

晴天のグランギニョール『ピラニア3D』

念願叶ってようやく『ピラニア3D』をUS盤BDで観ることができた。届くのに二週間以上かかった。 舞台はアメリカのビクトリア湖。誰も知らない程度の地震が湖のド真ん中で起き、割れた地表の中から太古の昔に生きていた肉食ピラニアが出現。時を同じくして、ウ…

主人公が歌い踊らないミュージカル『女は女である』

ゴダールレビュー第三弾ということで、今回は『女は女である』である。「『女は女である』である」というのは書くぶんには問題ないが、声に出して言うとちょっと変な感じ。ま、そんなことはどうでもいいのだが、それにしてもゴダールのことを書いてからアク…

タランティーノも愛する『はなればなれに』

映画ファンの間で必ず一回は話題になるゴダール。素人に毛が生えた程度と見る人もいれば、彼こそ天才だという人も多いだろう。やれプロデューサーだの、やれセットだの、やれ脚本だの、そういったしがらみを一切無視し、「とりあえずカメラ持って、外に飛び…

サインペンで書いたヘタウマな絵『勝手にしやがれ』

「映画界にとってゴダールの存在は、音楽界でのボブ・ディランの存在と同じだと思う」とこのように語ったのは映画オタク大将のクエンティン・タランティーノ。「今はゴダールを卒業した」と彼は公言しているが、タランティーノのこの言葉はゴダールを的確に…