『バイオハザード ディジェネレーション』は傑作!!

片腕マシンガール』の特典映像鑑賞。八代みなせに本気で惚れた。やばい。かわいすぎて死ぬ。死んでしまうかもしれない。それよりも残酷描写のメイキングがすごかった。特殊メイクやCGを駆使して、人が肉片になる様を作り出すのだが、このメイキングに心底感動した。元々、井口昇監督は血しぶきをブシュブシュ出す映画を作りたかったのだが、規制でもって、全然作れなかったらしく、『片腕マシンガール』は女の子の描き方も含めて、自分が本当にやりたかった事を全部詰め込んだ作品らしい。それは全部伝わってるぜ!

その後『バイオハザード ディジェネレーション』鑑賞。傑作!!

日本製のフルCGアニメとして制作され、ゲームの『バイオハザード2』以降のストーリーとして、ゲーム版をしていないと、ストーリーをまったく理解出来ないという欠点こそあるが、CGにしか出来ないようなカメラワークはホントにピンポイントで使ってあるだけで、演出は一流のハリウッド映画を観てるようなスケール感とスピード感。奇を衒った事はほとんどせずまっとうに全てを細かく演出しているのは映像から伝わってくる。プロットも次から次に展開が訪れ、緊張と緩和の波状攻撃で90分まったく気が抜けない。フルCGアニメなのでエフェクト関係は実写以上のレベルで、爆破のクオリティや飛行機が空港に突っ込んでくるシーンは『クローバーフィールド』並にショッキング。またその『クローバーフィールド』と同じようにカメラワークも手持ちカメラで家庭用のビデオのように急なズームとピントがシュっと合う感じと気持ち悪くなるくらいの急激なパンなどがCGで見事に展開され、まるで誰かが家庭用のカメラで撮影したかのようなリアルさがある。

特撮監督の神谷誠は『真・女立食師列伝』で短編を初監督。押井テイスト溢れる脚本を多彩なエフェクトでユニークに映像化していたが、今回が長編第一作になる。まるで違う作品だが、これはホントに傑作だと思う。確かに欠点もある。ラストはあっさりしてるし、音楽の使い方もベタだし、出てくるキャラクターの役割がものすごくわかりやすく、悪役はバカみたいに悪役そのものだが、神谷誠自身がロメロの『ゾンビ』を尊敬してるので、ゾンビ描写も抜かりがなく、完璧!神谷誠北村龍平よりもハリウッド向きかもしれん!!うおー!とにかくおすすめです!あういぇ!

というわけで、2008年のベストがちょっと変わるかもしれません。映画秘宝も2008年のベスト出たし。『バイオハザード ディジェネレーション』と『片腕マシンガール』と『ブラインドネス』と『WALL・E』が入るなぁ。