モンスターVSエイリアン


9時に『モンスターVSエイリアン』を鑑賞したが、いやぁ、いいね!!怪獣映画はやっぱり楽しいと思わせてくれる快作に仕上がっていて大喜びっすよ。

何故か分からないがここ数年の怪獣映画は質が良い。最初の1時間は明らかな蛇足である『キングコング』のリメイクも人食い族が蔓延る島からは一気に燃えたし、ぶおおおおおお!!!って言いながら山の向こうからマシンが出て来る『宇宙戦争』やら、やすらぎ堤にも似た場所で白昼堂々モンスターが暴れる『グエムル』、そしてエポックメイクレベルの『クローバーフィールド』など、とにかく心躍ってしまう怪獣映画が量産されているのは嬉しい限りだ。これに単を発して、ゾンビ映画ももっともっと作れ!(いや、DVDレンタルの量を見る限り、作られてはいるのか。じゃあ、ちゃんと公開しろ!このノータリン!腐れボケ!後ろから突っ込むぞ!)

さて『モンスターVSエイリアン』、怪獣映画や怪奇SFのオマージュに満ちあふれてるというのは町山さんのポッドキャストやパンフレットに書かれている通りなのだが、その「ぼくら怪獣映画とか、B級ホラーとか、『マーズ・アタック』とかすげー好きっす!!てへっ!!」という、強烈な愛がスクリーン一杯に広がり、観てる側からずっとサムアップ!!これは『キル・ビル』を観た時と同じ様なシンパシーである。もう、ダチだよ!お前!ダチ決定!マジでグッジョブ!!ファッキングレイト!!夢にきらめけ!!明日にときめけ!!ファック!コックサッカー!サノバビッチ!

何よりもぼくが一番感動したのは、放射能を浴びて巨大化した虫が東京で大暴れしたという設定のムシザウルス。

ぶおおおおお!!!って登場するこいつがマジでベリーキュート、ベリキューである。ぶっちゃけ最初なんなのかよく分からなくて、なんでこんなヤツを登場させたんだろうと思ったらですね、クライマックスで燃えたよ!!なるほど!と、こいつは○○○だったか!と、泣きそうになったね!さらにこいつがゴールデンブリッジでエイリアンロボットと対峙するところでマジで昇天した。イッてしまいますた。

まぁ、その『ザ・フライ』調のマッドサイエンティストであるとか、デロデロのスライムとか、巨大化した怪力女とかですね、ドドドドっと出て来て、それが教会やら、高層ビルが建ち並ぶ街やらゴールデンブリッジ、さらにはスタトレのエンタープライズ号みたいな宇宙船を破壊する。それだけでつまらないわけない!楽しいに決まってる!!

てなわけで、こんなに素敵で楽しい映画を製作してくれたドリームワークスに感謝します。怪獣映画さいこー!!がおー!!あういぇ。