映画『BECK』で一番盛り上がる「あの曲」について
映画『BECK』の中でも一番盛り上がるフェスシーンの中で、際立っていた楽曲“EVOLUTION”がyoutubeにあがってまして。
ハッキリ言って、コユキの歌を聴かせなかったうんぬんはこの際置いておいても、この曲はかなりかっこいい。予告編で観た時から思ってたことでしたが、マンガを読んでる段階でチバがラップしてる曲はレッチリかレイジっぽいんだろうと思ってただけに、この楽曲に関してはドンピシャでした。この曲に対してイメージ違う!とか文句言う人はいないんじゃないでしょうか。
製作したのはグランドファンクという音楽制作会社。CM曲や映画のサントラを手がけてる会社で、100曲近い候補の中から、監督と原作者のハロルド作石が選んだ一曲だそうです。グランドファンクグッジョブ!
ところがですね。こないだyahooの知恵袋にこんなのがありまして。
映画BECKの「EVOLUTION」という曲。どう聴いてもrage against the machi... - Yahoo!知恵袋
早速聞いてみたんですが、こ、これは……
ぼくはレイジはファーストの僧侶が燃えてるヤツしか持ってなかったんで、気付きませんでした。そもそも『BECK』観に来るみたいな人がレイジを聞き込んでるとは思えないんですが、なんでも格闘技の入場に使われたりしてたみたいですねぇ。
漫画の『BECK』には設定資料集的な0巻というのがあって、ここにハロルド作石の好きなアルバムが記載されてるんですけど、そこにレイジもバッチリあったので、確信犯的に作ってるんでしょう。このレイジっぽいヤツで決まりだ!みたいな。
というか、この際ギターのリフがかなり似てるとか、音もそっくりとかどうでもいいんですよ、そんなことよりも、この“Guerrilla Radio”って曲……
めちゃめちゃかっこよくね??
ハッキリ言ってこんなに人を高揚させるというか、攻撃的な気分にさせる曲はそうないですよ。ぼくはリンプピズキッドとか、そういうヘビィロック的なミクスチャーはそこまで好きではないんですが、これはアがりますねぇ。あんまりシャウトしてないのも高ポイントで、ある種キャッチーなところもあって、ツボにインしてしまいました。
というわけで、こんなかっこいい曲にたどり着かせてくれたBECKにはある意味感謝してます。いや、“EVOLUTION”は曲としては全然アリだと思いますよ、というか、かなりかっこいい曲なんだからサントラに入れろよ。収録されないとか意味わかんねーし。あういぇ。
- アーティスト: レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン,ザック・デ・ラ・ロッチャ,ティム・カマーフォード,ブラッド・ウィルク,トム・モレロ
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追記。調べたらこんなアルバムが出てて、ここに“Guerrilla Radio”入ってるやんけー!!!!
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