そんなこんなで無いよりはあった方がいいです。


私はラス・メイヤーという映画監督が好きで、、、と書いたはいいものの、彼が一般的な商業映画と呼べるものを撮ったのは2本だけなので、映画監督と呼んでいいのかは分からないが、まぁとにかくラス・メイヤーというおっさんが私は好きで、普通映画監督というと、必ずその人の特色ってヤツがあって、ゴダールだったら映画の中で映画を観てる事を再認識させるだとか、ジャンル映画の再構築がふんちゃらかんちゃらとか小難しくなるんだけど、ラス・メイヤーは簡単で、ラス・メイヤーと言えば、エロスとバイオレンス。いや、この場合はおっぱいと過剰な暴力と言った方がいいだろう。ベッドシーンを撮るのに気合いを入れる望月六郎のような監督もいるのだが、ラス・メイヤーの場合はセックス描写もさることながらおっぱい、おっぱいの描き方に尋常じゃないこだわりがある。

おっぱいが好きだという嗜好の持ち主は数多いだろうが、ラス・メイヤーに出てくる女性はみんな巨乳。とにかく徹底して巨乳。例えるなら、もしもボックスに入って、「この世の女性のおっぱいが大きい世界になれ!」と言ったのか!お前は!と後ろからひっぱたきなるくらいの巨乳の群れ。ロメロの映画にゾンビの群れが出てくるのと同じように、タランティーノの『デス・プルーフ』に足とケツがたくさん出てくるように、ラス・メイヤーの映画では、巨乳が画面を覆い尽くし、暴れ回るのである。

んで、何がどうでもいい話なのかと言うと、ラス・メイヤーがおっぱいを写す時によく出てくる構図が“下からおっぱいをあおりまくる”というもの。下乳に隠れて、顔も若干隠れてしまうという構図がホントによく出てくる。最初、私はこの構図があまり好きではなく、なんでこんなショットを幾重にも重ねるのだろうと疑問に思っていた。思っていたのだが、最近、この構図がめちゃくちゃすごい事に気づいた。これはホントにすごいぞ!なんでお前はそんな事に気づいたんだ!とかいうヤボなつっこみはやめてください。とにかくこれはすごい世界です。はい。どうでもいいですね。

とにかく、おっぱいのあおりは素晴らしい!という事を声高に叫びたい。彼女やら嫁さんが居る人は下からおっぱいを覗き込んでみる事を推奨する。そして、それが出来ない人は、ラス・メイヤーの映画をプラズマTVかなんかで観てみるといい。世界が変わります。

あ、そうそう、そう言えば『特命係長 只野仁 最後の劇場版』を観たんですよ。これ完璧じゃね?バカだし、カンフーあるし、笑えるし、泣かせるし、なんつったっておっぱいまであるし。AV女優の小澤マリアは出てるし、しかも男泣きなんだよなぁ、ベタだけど、いやぁかなり楽しみましたよ。あっという間だった。ドラマのヤツも好きでしたからねぇ。『恋空』と一緒ですよ。お客さんが何を求めてるか良くわかってる。おもしろかった。

というか、こういう話って好きなんですよ。ダメなヤツが実はものすごい実力者みたいなヤツ。『たそがれ清平衛』的な。西川史子のベッドシーンが注目されてるようだけど、それよりもバラの花をいじくると西川史子が悶えるという。ペッティングを表現したシーンがあるんだけど、そこで爆笑した。バカだろ!マジで!マンガ版だったら、モロにやるんだろうけど、ジェームズ・ボンドが女にいたぶられるっていうのが好きだから、その逆みたいな感じでおもしろかった。というか、三浦理恵子とか、櫻井淳子とかオレ大好きだからなぁ。。。。。ぐぬぬぬ。。。それにしても、何故この2人はこんなにもエロいんだろうか。

あとエビちゃんがかわいかった。初めてかわいいと思ったかもしれん。まぁ、とりあえず言える事はおっぱいとカンフーは無いよりもあった方がいいって事ですね。あういぇ。