盲目の弁護士が法で裁けない悪を倒します!

リビングのクソでかいテレビで『デアデビル』鑑賞。実は観てなかった。巷での評価は分からないけれども、個人的には『バットマン・ビギンズ』を観た後だったので、アクション演出のうまさが嬉しかった。ああそうかと、やっぱり『ビギンズ』はアクションの部分がかっちょ悪いからノレなかったんじゃないかと。

盲目の弁護士が夜には必殺仕置人という、日本の時代劇を下敷きにしたようなストーリーが魅力だが、原作は途中からフランク・ミラーが関わった事で、よりバイオレントと大人のコミックになったという。盲目って言いながらも音の反響によって、視覚的に状況が分かり、そのおかげでかなり見えているが、その辺は座頭市も同じ事なのでよしとしよう。というか、あのレーダーみたいな映像居るか?まぁ、CGの発達のおかげでアレが出来るようになったから映画化に踏み込んだのだと思うが。

中国の武侠映画の如く、身体的に改造してない人がビュンビュンと飛び回るのは嬉しかった。これで血しぶきが上がれば言う事なかったのだが。それにしてもCGの使い方がかなりウマかった。こういう使い方は非常に良いと思う。コリン・ファレルのあの役はありなのか??

ジェニファー・ガーナーのおっぱいに見とれて集中出来ない部分もあったが、かなり楽しめた。

あ、そうそう、あとリビングのテレビで見た後にやっぱり音響が良い方がいいやと思って、5.1で観たのだけれど、やはりこういう映画はいい音で観た方がいいと思いました。個人的には好きです。

ブックオフまで行って『X-MEN』の4巻と、『コナン・ザ・バーバリアン』を購入。後者はあのシュワちゃんの『コナン・ザ・グレート』の原作。元々は小説だったらしいのだけれど、映画化の時はマーベルに版権があったんだって。そのマーベルのコミック版をゲット。『X-MEN』がとりあえず7巻まで揃ったので、よろっと読もうかなぁと思っている。

んで、フランク・ミラーの『シン・シティ』を読んだのだが、映画はコミックのまんまだったんだなと思った。フランク・ミラーはキメ絵のかっこよさが飛び抜けてる。『300』もめちゃかっこいいコミックで何度も読んでいるが、『シン・シティ』もさすがだなと思った。白黒は日本のマンガからの影響だろうが、色の配分やキメカットの尋常じゃない多さはさすがフランク・ミラーだ。『300』『ダークナイト・リターンズ』『シン・シティ』『ダークナイト:ストライクス・アゲイン』と読んだが、『DK2』以外は全部傑作ですよ。早く『ウォッチメン』読みたいなぁ。あういぇ。