『余命一ヶ月の花嫁』に関する黒い噂

ぼくは『余命一ヶ月の花嫁』のドキュメンタリーを見てないし、映画も毛頭観る気はないのだけれど(でも監督は『天使に見捨てられた夜』や『ヴァイブレーター』の廣木隆一なので、ちょっと興味あり、観た人感想聞かせて♪)、余命一ヶ月の花嫁と聞いて、ぼくは勝手にこのような物語を想像していた。


ある男が女の子と付き合う、その子は余命一ヶ月だった。余命いくばくもない彼女のために男はある決心をする。それは余命一ヶ月と知った上での結婚。婚姻届も用意し、正式な結婚として、式も盛大にあげる。男は彼女の両親と友人数人に相談をもちかけ、極秘に計画を進める。ある日男は自分の両親に打ち明ける。両親は大反対するも、決意は固く、友人の助けや、彼女の優しい笑顔に励まされながら、結婚式を迎える。。。。


というか、自分に置き換えれば、とても勇気いる事なのだが、一回職場の人とも話した事があって、やっぱり結婚したい事を望んでいるんであれば、結婚するんかなぁとかいろいろ思ったりもした。それにしても男は偉い、いや、本当に愛しているならば、これくらいの事は男としてやってのけてるべきだなぁと見ても無いのに勝手に盛り上がっていた。


ところがだ、ウィキペディアであらすじを見てみるとこうだった。

主人公である長島千恵は24歳ながら2007年4月にすでに末期の乳がんに冒されていた。宣告された余命は1ヶ月。しかし「がんと闘う自分の思いを同世代の人たちに伝えたい」と取材に応じてくれた。彼女の最大の夢は「ウエディングドレスを着ること」であった。千恵の夢を叶えるため、彼女の恋人・赤須太郎との模擬結婚式を友人たちが計画し、同年4月5日に籍は入れずに結婚式を挙げる。そして模擬結婚式から1ヵ月後の5月6日に彼女は亡くなった。その後に夫は花嫁の友人とほどなくして再婚した。


えっ!?うそん!!


本編を見てないので、詳しい事は分からないが、つまりこういう事なのだろう。


ウエディングドレスを着たい彼女の夢を叶えるために、男ではなく、友人が結婚式を計画。友人は男に「籍は入れられないのは分かってるんだけど、結婚式だけでもあげてくれないでしょうか」と持ちかける。男は承知。ところが、結婚式を計画してる間にその友人と意気投合。二股とまでは行かないが、心惹かれ合う二人。模擬結婚式が終わり、花嫁の友人と男は結婚(再婚したと書いてあるが、籍入れてねぇんだから、結婚でよくね?)


つーか、これマジなのか?それとも現実はこうなのか??てっきり男が女のために悪戦苦闘する話だと思っていたのだが、彼女の友人が始めた計画であり、男は結婚式の後に別な女と結婚までしてるのである。別に男を非難するつもりはない。『東京物語』を観ても「ええい!原節子よ!早く新しい男を作れ!」とか思ってるオレなので、その辺は全然他の人と結婚しようが構わないし、これはオレが勝手に想像してただけの話なのだが、ウィキのあらすじの時点で感動は絶対に出来ない。これは男目線だからかもしれないが、いやぁショックだった。まぁ式だって、TV局側が用意した事かもしれないがね。




と思っていたら、はてブにて、エントリーされてたのがこちらの記事↓
http://iai1016.jugem.jp/?eid=875


うーん、、、、やりきれん、、、、、、別に彼女がAV女優だったとかはホントにどうでもいいと思うし、上の記事の事だって、単なる噂なのかもしれない。勝手に作り上げた文章かもしれないが、それにしてもこれが本当だとしたらまったくやりきれないなぁ。