トランスフォーマー:リベンジ

21日夜
コアントローを炭酸で割って久々に飲んだのだが、これがマジでうまい。プレミアという映画雑誌の広告にコアントローを炭酸で割ったのがセックスアンドザシティに出て来るというのがあったはずなのだが、セックスアンドザシティでキャリーが愛飲しているのはコスモポリタンで全然違うヤツだった事に気づく。あれなんだったんだろう、ちゃんと調べてみよう。

22日朝
10時半から『トランスフォーマー:リベンジ』鑑賞。

トランスフォーマー』の時に脚本がどうのこうのとか、設定がどうのこうのという感想が溢れかえった事には呆れ返って、『クローバーフィールド』の的外れ感想同様に殺意すら覚えるが、その輩はほっといて、前作同様、ボンクラ男子の夢を叶える事に徹した『トランスフォーマー:リベンジ』は前作にノレなかった人にはおすすめなんて出来ません!

ああそうだよ!!お前らの言う通り、ストーリーなんて意味無いし、中学生のノリだよ!あいかわらず下ネタ満載で、ロボットの話なのに、首ちぎるわ、胴体から真っ二つにするわ、血みたいな液体がブシュブシュ飛び散るわ、シャレにならないくらいエロで残虐で幼稚だよ!!でも、オレはそういうのをスクリーンで観たいんだよ!文句あるか!?

『おめぇ一人が痛てぇんじゃねんだよ!!、、、、みんなが痛てぇんだよ』とか宣ってるどうでもいい野球を題材にした映画よりもよっぽど健全だよ!!!ファック!!

てなわけで、スクリーンいっぱいに広がる、ロボットの活躍と徹底した破壊描写には頭が下がる一方です。オプティマスの男気に泣き、セクシーな女優二人に興奮し、何が起こってるかよく分からないクライマックスの混沌とした戦場に手に汗握りました。文句無し!!

あ、そうそう、そう言えばさぁ、予告編で旅客機が墜落する映画とエッフェル塔がへし折れる映画が出てきたんだけど、これって明らかに『クローバーフィールド』の影響大だよねぇ、『トランスフォーマー:リベンジ』もそのようなシーンがあったけど、やっぱり『クローバーフィールド』の自由の女神の頭ぶっ飛びシーンには衝撃受けたのよね。

22日昼
友人から、メールが来た。この友人のお父様はストーンズ好きが高じて、ラジオのDJをやっているというのは以前も書いた通り*1だが、ぼくがはっぴいえんどが死ぬほど好きだと言う事をさんざんっぱら語ったら、なんとLPを貸してくれるという!!!うわー!!!なので部屋の奥にしまってあったレコードプレイヤーを引っ張り出した。まだ動くかと思ったら、なんとぶっ壊れて、一曲目からかからないという、事になっていた。ぶばっ!

休みなのでお買い物。ハードオフに行って、レコードプレイヤーを見たのだが、ポータブルのヤツを買おうと思ったのに売ってなかった。その後、アメリカ屋に行ってジーンズを購入。あ、そうそう、なんかEDWINと大友克洋の『FREEDOM』がコラボして、主人公の世界で売られているという設定のジーンズがあるらしいです、それがやたらかっこいいので欲しいんですが、15000円もしやがる、、、、

http://www.edwin.co.jp/newitem/freedom/index.html

このコラボはセンス良いなぁ。

22日夜
ザ・バンドの『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』を聞きながら、親父とガチンコで飲みまくる、やっぱり70年代の音楽は良いよなぁという事をさんざん言い合うだけだが、これに関して言えば、ぼくだけの意見じゃないのだからしょうがない。ぼくはプログレもメタルもハードロックもパンク/ニューウェーブグラムロックも興味ないけど、スワンプロックとルーツロックだけは血となり肉となっているので、ある程度ロックというのは土着的な方がいいという考え方がある。だからはっぴいえんどだって、人によってはすかしてやがるなぁという意見もあると思うが、日本の叙情的な匂いが漂っており、二枚目の『風街ろまん』に至ってはウエストコーストから抜きん出た、はっぴいえんど独自のフォーキーな香りすらブレンドされ、すかしてる音楽という言葉だけに留まらないかっこよさがある。『抱きしめたい』の変拍子とブレイク、『はいからはくち』のドラミングなんかは誰もマネ出来ない領域に到達してる。

夜に友人がはっぴいえんどのLPを携えてやってきた。わざわざすいません。ライブ盤もあった、ありがたい。ちゃんと当時に買ったものなんだろう、すごく年期が入っていて、それが尚更嬉しかった。ぼくもはっぴいえんどのLPは探したのだけれど、なかなか売っていない。とにかく絶対に『ゆでめん』だけでも買おうと思う。それにしてもはっぴいえんどは良い。一曲目は聞けないが、良い。とりあえずプレイヤーは早いところ買い替えよう。あういぇ。