映画バトンってヤツをもらいました。

オクウラ様よりいただきました【映画バトン】です。

◆1年に映画を何本見ますか?
映画館では10本も見ないが、DVDレンタルを駆使して、平均100本くらいは観てるんじゃないだろうか?繰り返し観る映画も含めると150は越えるはず。

◆初めて見た映画は?
ジャッキーの『ファーストミッション』今でも鮮烈に覚えている。ピョンピョン飛び跳ねてるから、子供心におもしろい人だなぁくらいの印象はあったのかもしれないが。

◆最近見た映画?
劇場では『武士の一分』DVDでは『ドラゴン怒りの鉄拳』両方復讐劇!?

◆好きな監督、俳優
■映画監督■キューブリックジャームッシュ、アルトマン、カラックス、デパルマ、ラスメイヤー、リンチ、タルコフスキーゴダール、ウォンカーウァイ、ペキンパー、ジョンウー、コーエン兄妹、ギリアム、タランティーノ、ギャスパーノエ、ジェイムズキャメロン、サムライミ、黒澤明小津安二郎鈴木清順成瀬巳喜男長谷川和彦山中貞雄北野武押井守
■俳優■ブルースリー、ジャッキー、ジェットリー、マックイーン、ベルモンド、デニーロ、エリオットグールド、スティーブブシェーミ、トニーレオントムクルーズ、ナオミワッツ、クリスティーナリッチ、ニコールキッドマン、スーチー、キャメロンディアス、三船敏郎萩原健一沢田研二藤原竜也窪塚洋介岡田茉莉子山田五十鈴鈴木杏

◆好きなジャンル
復讐劇。ビデオのパッケージの裏に『復讐の銃弾が!』とか書いてあるだけで傑作扱い(笑)きっと『武士の一分』がおもしろかったのも復讐劇だったからなのだろうと、改めて思う。現実に起こったらいけないことだが、映画の中だったらいくらでもやってくれい。

◆思い入れのあるベスト5
好きな映画やおもしろかった映画とは違うのが難しい所ではありますが。やってみましょう。

1『パルプ・フィクション
私をこういう人にしてしまった罪な映画。好きすぎて語れない。30回くらい観てビデオを切った。DVDも2回買ってる。英語字幕で観て、どういう風に訳してるのかまで研究したのはこの作品と『スカーフェイス』のみ。タランティーノは映画の学校である。特に日の当たらない映画の学校。いつも元ネタを観ては感動しているが、『パルプ・フィクション』がその後の映画界に与えた悪しき影響から日本はやっと抜け出しつつある。『レザボア・ドッグス』と迷ったが、やはり出発点という事で。

2『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ。
もしかしたら回数だったらジャッキーチェン映画以外で一番観てるかもしれない。マイミクのKAYAくんとkatsuyaは知ってる事実であるが、実はこの映画のセリフをモノマネ出来る。全部は無理だが、ワンシーン丸々出来る部分もある。しかも全部の声をやる。それくらい繰り返し観た。しかも三ツ矢雄二の声はマーティーとマーティーJr.の使い分けまで真似出来る。ビフも同じ事。毎年夏のキャンプに行くと、テンションが上がりすぎて必ずやる行為、特に2でマーティーJr.が女の不良に『たまついてねぇのかよ!』と言われた後、股間をつかまれた時のリアクションのマネは、妹の前でやると必ず爆笑を取る事が出来る鉄板ネタである。

3『プロジェクトA』シリーズ。
ジャッキー映画の中では一番回数を観たであろう作品。冒頭自転車を漕ぎながら後ろにジャンプするアクションを小学生の頃真似して、妹の自転車をぶっ壊した事がある(笑)実は2の方が好きなのかもしれない。サントラでも2の主題歌はマジで燃える。

4『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明』
この映画を観た時の衝撃を未だに忘れる事が出来ない。あんなアクションがこの世に存在するのか?とも思った。ツイハークの実力を改めて知り、『少林寺』以上のジェットリーのすごさに参った。撮影の仕方、スローモーションの使い方、主題歌、ストーリー、すべてが完璧。二階から傘をさして、パラシュートのように飛び降りるアクションはいつか自分でもやってみたい。いつも『面白い映画でなんかある?』と言われると『狼/男たちの挽歌・最終章』と並んですすめる。

5『ナイト・オン・ザ・プラネット』
ジムジャームッシュの佳作だが、何故か何回観ても飽きず、一週間観続けた事もあるくらい異様にハマった。ホントになんて事ない作品なのだが、私の中ではある意味カルトムービーである。特にジーナローランズとウィノナライダーの絡みは完璧。ニューヨーク編、パリ編もかなり完成度高し。

◆憧れの映画ヒーロー(ヒロイン)
たくさん居る。いつもセリフが頭の中から離れない時もある。ブルースリー、グロリア、マスタークワイガン、マーロウ、ジョンコンスタンティン、トラヴィス、トニーモンタナかな。

◆夢の企画、あるいはもう一度みたい映画

まずは我々も見れたであろう、実際の企画から。

・『偉大なるアンバーソン家の人々』の完全版。カットされまくって、ラストまで勝手に変えられたのに、映画史を揺さぶるおもしろさだった事にとても感動した。完全版のフィルムはもう無いだろうが、これが見つかったら『市民ケーン』を越える作品になるだろうと確信している。

・『死亡的遊戯』ブルースリーが死ぬ前に作ってた作品。『G.O.D』というタイトルで未公開フィルムの完全版が公開されたが、再現ドラマの部分が非常に邪魔。もし彼が生きてたら最高傑作になり得たはずだ。

勝新太郎が主演の『影武者』黒澤さんが武田信玄勝新太郎をキャストした事がよくわかる。うん、これはホントに夢のコラボだったんだろうなぁ。若山富三郎も出る予定だったみたいですよ。是非観たかった。

ここからは妄想
・『ワイルド・パーティー』のリメイク。異常なほどおもしろいが、これは今の時代には絶対に作れないだろう。ホントに駄作になってもいいから、リメイクという形で作りなおすとどうなるのか観てみたい。

タランティーノ監督の『ロード・トゥ・パーディション』『キル・ビル』を見れば分かる通り『子連れ狼』を愛する映画オタク。あのテイストでこの作品をタランティーノが撮ったら傑作になってただろう。