水曜どうでしょうあれこれ。

11時に『アポカリプト』を観ようと思ったのだが、どうしても水曜どうでしょうにひかれてしまって鑑賞。

まず、宮崎リゾート満喫の旅。緩い!緩過ぎだ!(笑)自分たちでもたまにはレジャーを満喫すると行ってたが、これはひどい。緩い。宮崎のシーガイアって確か、経営が危ないんじゃなかったっけ?そんな中でも苦肉の策として宣伝にかり出されたんかな。それにしても、これは緩過ぎて笑えるな、あれだけ過酷な事をやってるからこそ、この企画も成立するんだろうが、唯一笑える部分と言えば、トンクっ!の部分だけかな。
今回の宮崎リゾートは編集にちょっと救われてる感はある。視聴者とプロデューサーに一体なんという企画をやってるんだ!言われたらしい。

んで、さすがに緩過ぎると反省したのか、その次の韓国食い道楽サイコロの旅は素晴しい!傑作!

今までのサイコロシリーズを凌駕しかねない傑作でめちゃくちゃ腹が痛かった。サイコロ振って、その日の食事を決めて、その場所まで長距離移動。さらに移動したところで誰が喰えるのかというのをくじ引きで決めるというシンプルなものだが。DVDで観て来た企画の中でも1番どうでしょうっぽい感じで、過酷で低予算でスタッフとの罵り合いもある。水どうって編集点というか、切りどころがおもしろくて、けっこう古い編集の仕方をしてる。映画に例えるならば『丹下左膳余話 百万両の壺』とか『ペーパームーン』と一緒。『おいおい!』とか『いやいやいや』とか『ぼくは深夜バスにはもう絶対に乗らないぞ』とふっておいて、次のワンカットの一瞬で、もう乗ってたりする。それが絶妙な笑いに転化してるんだけど、それが1番うまく使われていた。海外なんだけど、まったく海外っぽさを感じさせず、深夜バスも長距離移動もあって、どうでしょうらしさ盛り沢山。本人達は前枠で『しょぼい企画』と言っていたが、大泉洋もしっかりしゃべくってるし、ディレクター藤村くんも出演者に負けじと前に出て来るし、ミスター(まだ鈴井さんだが)も一歩引いたスタンスをとってる。男の勝負服=ジャージというのも明確に出てきてるし、何から何まで素晴しかった。これはホントにおもしろい、ホントに素晴しかった。買ってまで観る価値あると思う。

そして北海道212市町村カントリーサインの旅鑑賞。これまたおもしろい。途中から展開が見え始め、先ほど説明した編集を駆使して後半を構成してる。前半と後半でガラッと変わってるが、その後半の諦めにも似た壊れっぷりが最高だ。もう出演者達も無理なのを分かってるからこそ、あの脱線が出来るんだろうなぁ。

17時過ぎに仕事。夕飯を買ってから休憩がない事に気づく。22時半くらいに仕事終わって飯を喰らった。

帰って、またまた水どうのサイコロ3鑑賞。このDVDもちゃんと詳しい感想を書こうと思う。オレもこれから男の勝負服としてジャージを着用するぞ!!てなわけであういぇ。