だらだらといろんなところに寄って15時に『
アポカリプト』鑑賞。さすがdts!!自然の音が四方八方に飛び交ってとてつもない臨場感だよ!!やはり『
アポカリプト』は凄まじい!
メル・ギブソンはとてつもない演出をして、徹底的に
土人による殺し合いを見せつける。
マヤ文明がどうなったかというのはもうどうでもいいとばかりに大殺戮!今冷静になってみると、どんだけ走ってんだよ!とか、あの時代に
キリスト教が来たら
マヤ文明の謎は現代にも残ってるだろ!とか、つっこみどころも多々あるが、『パッション』で見せつけたリアル指向と『
マッドマックス2』のスピード感は小さいテレビでも十分すぎるほど伝わる。CGとかも使ってるんだろうけど、どこまでがCGでどこまでが本物か分からないし、クレーンだかヘリだか分からんが川から滝をグワーっと映し出すカメラは驚異的にすごい。
さらにメル・ギブソンはやはり監督としてすごい。マヤ文明という物に対してまったく説明がない。映像力と簡潔な演出でおそらくこうだっただろうというリアリズムを追及している。いけにえがどうのこうのとか、村の感じとか、まったく説明がない、それを映像で全部見せてる。
やっぱり『アポカリプト』はとてつもない傑作だった。DVD買って良かったな。あういぇ。