AKBにも「人が無慈悲に殺されていく映画」が好きな娘はいるという話

先日、AKBの大島優子が『悪の教典』を批判したというニュースが話題になった。

http://akb48matome.com/archives/51852495.html


http://ameblo.jp/oshima-y/entry-11407961992.html

もう知ってる人も多いと思うので割愛して話を進めるが、ぼくがこのニュースを目にしたとき、ツキイチゴローで稲垣メンバーが『ホステル』にたいして「存在すら認めない」と言ってたときのことを思い出した。

そりゃ普通に映画観て「この映画嫌いだわー」くらいのことはみんな言ったりするわけなんだけども、人が殺されていくだけの映画に癒しを求めたり、それによって日頃の鬱憤をはらしてる人間にとって「認めない」という言葉はやはりかんにさわるというか、ある程度発言にたいしてなんらかの影響力がある人がこういうことを言ってしまうと、ただでさえ肩身の狭い映画ファンがよけい肩身がせまくなってしまうので、とにかくもう勘弁していただきたいというのが本音なのであった(といいつつ、先月と今月はわりと血なまぐさい映画ばっかり公開されてて、非常によかったと思う)。まぁ、それでも大島優子は『伝染歌』という映画に出ているし、あんがい稲垣メンバーのように三池崇史監督の映画に数年後出演しているかもしれない。

話が少しそれたが、これとは逆でAKBには「人が無慈悲に殺されていく映画」を愛するという、こちら側の人間も存在する。今日はその娘についての話。

宮崎美穂は研究生豊作と言われる5期生で、出てきた当初は年齢も若く、バツグンのルックスで時期エース的に扱われていたが、一時を境にブクブク太りだし、今では完璧な干され状態となっている。当然、大島優子とくらべれば一般的な知名度は雲泥の差があるといえよう。

そんな宮崎美穂がバラエティ番組にバリバリ出ていたときのこと。「ネ申テレビ」という番組において、明治大学の学生に講義をするという企画でなんと彼女は「ホラー映画の中の好きな殺され方」について講義をするという、アイドルらしからぬテーマに挑んだ。ちなみにこの企画には大島優子も参加している。

講義自体が盛り上がらなかったのか、その部分はダイジェスト版的に放送され、何をどういう風に語ったのか細かくは分からないが、好きな殺され方ベスト5というランキング形式で、人が死ぬ場面は素晴らしいと力説していたのだけはしっかり映し出されていた。ラブストーリーよりも妄想をかき立てられるので私はホラー派だ!といい、そのランキングの内容は、5位が「ハプニング」の工事現場のシーン、4位が「リング」のお風呂のシーン、3位が「トリハダ」の自分の奥さんをなにがしするシーン、2位も同じく「ハプニング」の車の中でなにがしするシーン、そして1位が「ミラーズ」のあのシーンである。

しかも彼女は「AKBINGO」において自宅の写真を公開し、それが誰の自宅かを当てるという企画でも、本棚には「リング」などのホラー小説、テレビラックには「SAW」シリーズのDVD-BOXやゲーム各種など、ホラー以外のものが置いてないという徹底ぶり。それが実を結んだのか、彼女は自身が好きだというテレビシリーズの映画版『トリハダ』にも出演するはこびとなったのであった。

今思えば、ぼくの中で(時系列的には違うのだが、ぼくが観た順番という意味で)彼女がその片鱗を見せたのは柏木由紀を追いかけたドキュメント番組「AKB600sec.」だった。映画が大好きだという話になり、あの『告白』を二回も観たと嬉しそうに柏木由紀に語っている場面。『告白』と言えば、それこそ先生が生徒を殺すという内容だ。『悪の教典』の内容とわりかし一致する。もし彼女が『悪の教典』を観ていたら、どういうことを言っていたのだろうか……っていうか、みゃおも試写会に行ってたんだっけ??

関連エントリ

http://encra48.doorblog.jp/archives/20526750.html

*悪の教典 | 北原里英オフィシャルブログ「さんじのおやつ」

あと、どうでもいいが、宮崎美穂深町秋生氏の推しメンでもある↓

AKB48 推し! (別冊宝島) (別冊宝島  カルチャー&スポーツ)

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