題名のないバンド

II

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気づいたら眠りこけてて、12時に起きた。急いでチャーハンを喰らい、リビングにて、フェイセズのライブを観る。BSで伝説の洋楽ライブという番組があって、それでフェイセズが取り上げられてて、即録画した。

もちろんライブ映像は初めて見たんだけれど…ちょーかっけぇ!

やっぱりフェイセズ最高!!!!!!すげぇよ!ロン・ウッドのスライドギター!ケニーのドラミング!ロニーのどっしりとしたベース!んでイアンのキーボードがサウンドの要になってる事もこのライブ映像で知ったよ!

そして、なんと言ってもロッド・スチュワートだよ!!!ちょーかっけぇよ!!矢沢永吉とか大友康平もロッドからステージング学んだんじゃないのか??マイクスタンドをぶんまわして、ちょーかっけぇよ!!!!どうしよう!ホントにどうしよう!

やっぱりオレはストーンズよりもフェイセズだよ!かっこよすぎて、マジで鳥肌立ちまくりだったもん。選曲もホントによかった。ポール・マッカートニーティナ・ターナーロバート・ジョンソンのカバーに、『Miss Judy's Farm』とかやったりして、大感動。泣きそうになっちまったよ。なかでも『Stay With Me』という悶絶キラーチューンのライブヴァージョンは3回続けてみた。

っていうかよぉ、フェイセズのライブDVDだせよな!まったく!

で、この番組の案内役としてね、ルー大柴が出てたんだけど、これが実にいい!オレの中でルー大柴フェイセズを語るっていうのは、ケンコバグータンヌーボというクソ番組で恋愛観を語るくらいありえないんだけど、その違和感がグっときたね。いつものようにジャパンとかヤングとか言ってるんだけど、フェイセズはホントに好きらしくて、かなり真面目に途中は語ってたよ、

ルー大柴って高1の息子が居るらしいんだけど、その息子もフェイセズが好きらしくて、今度番組でフェイセズのライブやるって言ったら『オレ、今学校行くときフェイセズ聞いてるんだけど!』って盛り上がったんだって、ルー大柴曰く

『ナウなジャパニーズヤングもフェイセズを聴く』らしい。

そう言えばルー大柴って今再ブレイクしてるんですか?

多分ね、私が奥田民生を好きなのはビートルズフェイセズを混ぜた音楽性だからだよ、ZEPもストーンズもそこまで通ってるわけじゃないから、私が好きなロックンロールの感じが民生にはあるんだよね。

てなわけで奥田民生関連をiTunesにぶちこんだ。んで!そこでTHE BAND HAS NO NAME(以下、バンハズ)を聞いたんだけど…

すげぇかっこいい!ヤバ過ぎ!こんなかっこいいロックンロールアルバム聞いた事ないよ!やばい、これホントにかっこ良過ぎる!こういうロックが日本を席巻してくれないかなと思うが、全曲ドライブ感たっぷりのロックンロールだからノリもいいし、緩急無いところも私好みだ。

なんか、昔ヒラシタにもらって、聞いてなかったんじゃないかな。いやぁこんなかっこいいアルバムないよ!奥田民生の諸作品よりかっこいいんじゃないか?ギターの音とか今やったらダサイって言われる感じだけど、オレみたいな人間にとってはすげぇいい。民生ロックはフェイセズのようにダラダラしてるけど、こっちはかなり早い曲もあってかっけぇ!フェイセズみたいなスライドギターもあるし、ZEPのロックンロールみたいな曲もあるし、ホントに親父ロックだよ、ロックンロールなんだよ!

バンハズって奥田民生ユニコーン時代にSPARKS GO GOと組んだバンドで、1枚目は聞いてないんだけど、2005年に15年ぶりに活動再開して、そのアルバムをヒラシタにもらったわけだ。

奥田民生のソロアルバムはロックンロールなんだけど、いわゆる民生節みたいなのがあるじゃないですか。『さすらい』とか『イージューライダー』とか『花になる』とかあの辺のヤツ、でもこのバンハズは違う、マジにロックンロールしてるアルバム。セルフカバーが3曲、新曲が4曲の計7曲だが、この濃さは尋常じゃない。いやぁロック好きは必聴。