なんかマッキーの作った曲に松本零士のフレーズが入ったとか入ってないとかでもめてるらしいが、しかしなんで松本零士ほどの大物がそんな事で訴えてるのだろう。だいたい歌の世界でパクりは日常茶飯事(にちじょうちゃめしごととお読み下さい)なわけで、ユーミンは松本素生や峯田和伸の事を訴えないし、aikoやYUKIは安倍なつみの事を訴えてないよね。そもそもそういう人達ってさ、なんかそういう事で訴えないのがカッコいいみたいなところありますよね。だからさ、松本零士もこういう事で訴えて欲しくはなかった。もちろん本人にとってはすごく大事な言葉だとしても。松本零士本人が言い出さなかったら、絶対に気づかなかったわけだし、パクってるっていう意識があったら、やっぱり意識的にパクったって言うもん、だから偶然だよ偶然。ちなみに私マッキー好きなんですよ、覚醒剤で捕まった後のアルバムなんて、すげぇいいよ、『濡れひよこ』っていう曲がね、私のテーマソングなんです、オレはこの歌の主人公みたいなヤツなんですよ(笑)
清水ミチコの『歌のアルバム』を聞く、これが傑作だった。

- アーティスト: 清水ミチコ
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2005/02/23
- メディア: CD
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作詞作曲もやるしピアノ演奏もしてるから、孤高のシンガーソングライターだな清水ミチコは。
続いてHISの『日本の人』を聞く。

- アーティスト: HIS,細野晴臣,忌野清志郎,坂本冬美
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2006/01/25
- メディア: CD
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HISは細野晴臣、忌野清志郎、坂本冬美からなる異色ユニット。細野がプロデュースした絶妙なアコースティックサウンドにイマーノと坂本冬美のボーカルが冴え渡る。印象は“たま”に近いかな、あのアコースティックな感じが一番近いかも、フォークからロックに転身したイマーノ、ウエストコーストからチャンキー、そしてテクノを作り出してきた細野、彼らが組むとどうなるんだろうと思ったが、これがホントのホントにアコースティックなサウンドだったのでビックリだ。これに演歌畑の坂本冬美ですからね、ホントにすごいサウンドですよ、しかもジミヘンやビートルズのカバーまで入ってますからね、これはいいアルバムだなぁ、シングルにもなった『夜空の誓い』はかなり良い曲だ。