博多一風堂

ユニコーンの特番『蘇るユニコーン』鑑賞。さすがに往年のヒットナンバーはテンションが上がった。くるり岸田繁が『デーゲーム』を歌ったのだが、すごく合ってて良かった。ただ、持田香織とセッションした『すばらしい日々』は原キーで歌ってたので、低音がキツそうでダメだった。あと斉藤和義とかも出たのだけれど、奥田民生声が高いので、みんなキツそうに歌っていた。というか、音域が狭い人って多かったんだな。改めて気づいた。

12時まで寝て、家族で博多一風堂に行き、ラーメンを喰らう。東京ではかなり人気のラーメンらしいです。赤丸と白丸という2種類のとんこつがあって、家族全員で赤丸を喰らったのだけれど、非常にうまい。びっくりした。五角形のグラフだとすると、ホントにキレイな五角形を描くようなハイレベルなとんこつラーメンで、マー油からし味噌のバランスもさる事ながら、とんこつラーメンと食べてるようで、とんこつラーメンを食べてないような濃厚で爽やかな味わい。私はとんこつラーメンが死ぬほど好きなのだけれど、なんでんだとちょい濃過ぎるというか、こってりしすぎてるきらいがありまして、だからと言って、ダブルスープは死ねと思うし、きんしゃい亭だとちょい軽過ぎると思ってたんで、いやぁ、どんぴしゃでしたねぇ。埼玉にあるめろでぃというラーメン屋が好きだったんですけど、それを越えた感もあるなぁ。チャーシューもかなりレベル高し。高菜やニンニク、ゴマなど各テーブルにきっちり置いてあって良いキッチンを覗いたのだけれど、スープの仕込みが分刻みのタイムテーブルで、かなりスープにこだわってる事が分かる。ラーメン屋で働いてた身として、同じ味を作り続けるというのは非常に難しい。素材の状態や火加減が狂えば、たちまちスープは違うもんになる。だから、こういう風にいい仕事をしてるようなスープを飲むと感動する。久しく家でラーメンをスープから作ろうかなぁ。

帰って、だらだらとくりぃむのANNを聞き続けた。その後、NHKで放送した怪獣映画『長髪大怪獣ゲハラ』鑑賞。みうらじゅん:企画、脚本。樋口真嗣:製作総指揮という豪華な布陣で製作された作品。過去の怪獣映画のオマージュ+『クローバーフィールド』という感じで非常に楽しめた。やっぱり男子ってさ、怪獣映画好きなんだよ。今回のはNHK制作だったし、低予算だったけど、怪獣映画への愛に溢れた傑作だったと思う。監督がホントにうまいですよ、怪獣映画のツボを心得てる気がしたよぉ。なので、これからもどんどん怪獣映画は作れ!!ハリウッドに負けんな!! あういぇ。