新潟ラーメン備忘録

ぼくはラーメンが好きすぎて7年間ラーメン屋で働いてたくらいで、かなり食べに行ってるのだが、そういやぁブログにそんなに細かく書いてなかったなぁと思ったので、備忘録的に書き記すことにする。日曜だし、よろっと腹減る時間帯だしね。ちなみに意外と知られていないが、新潟はラーメン王国でゴールデンにラーメン屋を特集するくらいの町なのである。

あとぼくの個人的嗜好として、ラーメンは二郎インスパイア系が一番好きで、博多とんこつが次にくる感じ。そしてダブルスープと今流行りの魚粉の効いたラーメンがそこまで好のみじゃないということだけ言っておく。あっさりよりもこってり派。


酒麺亭 潤 岩のり中華

この店のおっさんが結構テレビに出ていて、それで新潟ではわりかし有名な店。ベースは燕三条系の背脂しょうゆ。本家の杭州飯店に比べると幾分食べやすく、背脂がプリプリでしっかり脂抜きしてあるために、まったくゲッツリしなかった。和風もそこまでハッキリとは効いてない印象。岩のりと玉ねぎみじんがよく合う。残念だったのは背脂がかかっているのにも関わらず全体的にぬるかったこと。個人的嗜好として、味ももうちょっとだけ濃いとよかったかも。上越新幹線の高架下を東京に向かっていくと左に見える。万人向け。


ラーメン飛雄馬 背脂しょうゆ

直球のしょう油スープにやや太めの麺とベースは至って普通のしょう油ラーメン。ただ、そこに山盛りのもやしと背脂と角煮のようなチャーシューが入ってボリューミー。もやしは多いのだけれど肝心の麺が少なめだった。ただ、コストパフォーマンスは高い。メニューも豊富なので、いろいろ食べてみたい感じ。8号線まっすぐプラント5の真向かい。


なおじ ボクの味噌(仮)

新メニューのみそらーめん。東京で流行りのカラシビ味噌ってヤツをなおじ流にアレンジ。平打ちの麺に和風がガツンと効いた魚貝系スープ、そこに山椒とコショウのダブルパンチ。チャーシューも入ってて、かなりおいしかったのだが、800円のわりに量がかなり少なく、コストパフォーマンスは低め。やはりなおじろうよねぇ。


来味 ちゃっちゃ麺

来る味と書いて“らいみ”と読む。麺は今まで食べたラーメンの中でもトップクラス。こんな麺喰ったことねぇよ!ってくらいつるつるでモッチモッチ。スープは魚粉の入ってない魚貝と豚骨のダブルスープでホントに両方のいいところを味わえるようなバランス。ただ、背脂が粒というよりも油膜が張ってる感じなんで、結構食べると脂っぽく感じるかも。そのかわり全然冷めずにあっつあつ。もうちょっと味に一本通ってればなという感じ。もしかしたら普通のしょう油ラーメンだったらもっと満足したかも。海老ヶ瀬インター降りてジャスコに向かい、ココスが見えたら左。


ラーメンのろし みそらーめん

ここ最近のお気に入り。600円という安さながら総重量1キロの二郎インスパイア系。なおじにも似ているがなおじと決定的に違うのはバームクーヘンのようなクソ分厚いチャーシュー。トロトロでうまうま。かなり存在感のある麺で良い意味で小麦臭い感じ。つるつるというよりガシガシとかじりつくような麺である。背脂もたっぷりでとんこつ100%のスープもガツンと効いてる。ニンニクはカウンターに置いてあって、好きなだけ入れれる。ちょこちょこ喰らいに行ってたんだけど、こないだ初めてみそを食べてみた。んで、これがかなりうまし。つっても、ホントにのろしのラーメンがみそになっただけなのだが、ちゃーしゅー屋武蔵の味噌で麺がもっとうまくなったという感じだろうか。700円で死ぬほど腹一杯になる。49号をひた走り、ひらせいが見えたら左。店員の星あかねちゃんがめちゃかわいい。