仙見川に行くの巻

13日
朝、車検のために車を亀田まで持って行く。なんと、保険会社のサーバーがダウンしまして、保険の更新が出来ませんでした。車検の見積もりは96000円。なので、今回は余裕をぶちかまし、エンジンオイルとフィルターとタイヤ4本を交換しちゃってくれよぉと大盤振る舞い。さらには車の保険も一括で払います!と宣言してきた。うひゃひゃ。台車はなんと展示してある今年の新車。さすが新車なだけあって乗り心地抜群。事故らないようにマジで気をつけてくださいよぉと言われたのも忘れ、海辺を爆走した。

仕事中に車屋さんからお電話。

「あ、もしもしぃ、どーもぉ、あのさぁー、くるまぁ、車検!お金かかるんだわぁ、直すとこが出て来ちゃって、まずエンジンからオイル漏れ、あとATのところと、後方からもオイル漏れ」
「どれくらいかかりそうですか」
「こっちで見積もったらねぇ、ちょっとお高いのよぉ、ざっと20万かなぁ??」

14日
20万も車検にかかると言われてすっかり全ての物事にやる気を無くしたぼくは後輩と一緒に仙見川へ現実逃避の旅。

他にもいろいろ川に行きたい理由はあった。そもそもぼくは海よりも山派で、海で泳ぐよりも川で泳いだ方が明らかに気持ち良い事を知っている。話しはそれたが理由として、

・ポニョを見て、水に触れたくなった。
水曜どうでしょうユーコン川だった。
・気持ちが明らかに荒んでいた。

というのが大きい、それに追い打ちをかけるように車検の金額が、、、、

朝の9時に出発。途中でビールやパンなどを買い込む。ビールはしっかりとクーラーに入れて持って行く。何度も道に迷うも、村松公園に無事到着。鹿が居る事で有名な公園だが、鹿は全体的にやる気がなかった。活き活きと走っててもよさそうなもんだが、のんびりと日光浴をしていた。

その後、仙見川を目指すも、いきなり仙見川渓谷の標識を見失う。何故だ、夜中に行ったときは見つけられたのに。迷いながらも、当初の目的であった橋まで到着。地図で藤助小屋の位置を確認。車を走らせるが、今度は藤助小屋を見失う。気づいたら、細い細い絶壁をATの軽自動車で突っ走るハメに、途中でタイヤがハマりそうになり、マジで焦る。つーか、嫌な汗をかいた。

藤助小屋は諦めて、人が降りられそうな渓流を見つけ、車を止めて歩いて向かったが、なんだこの開放感と清涼感は!!


マジで、車検と保険とカードの支払い合わせて30万の事など忘れそうになる。全力でキレイ。前の日に雨が降ったとは思えないほどの透明度。昼から雨になるとの予報だったが、見事に晴れ渡った。

てきとーに腰掛けて、クーラーからキンキンに冷えたルービーをプシュっと空けて、グビグビ飲み干す。昼12時、山の匂いと川のせせらぎを聞きながら飲むルービーはうますぎた。死んでもいいとさえ思った。

ちょーしこいてるオレ。

しかも夏とまではいかないので、アブや蚊もまったくおらず、非常にいい環境でリラックス出来た。トンボなんてなかなか逃げないし、チョウチョも舞っている。さらに平日の昼だけあって、人も誰も来ない。せっかく来たんで、泳ごうと思ったのだが、冷水と呼んでも差し支えないような冷たさに退却。それでも下半身は水に付けたんだぞ。

1時間半くらいのんびりして、帰る。

帰りにすげぇ古臭いカラオケボックスを見つけた。

ぼくは帰り道爆睡していて、起きたらもう桜木インターだった。あういぇ。