泣きながら一気に読みました、こんな恋愛がしたいと思いました。

16日朝
休みで朝から亀田のマツダまで車飛ばして行きまして、車検のために20万円をカードで払おうとしたところ、カードが受け付けてくれず、カード会社へ直接連絡したら、どうもぼくのカードでは20万円以上の買い物が出来ない様です。ファック!!恐らく、楽天の自動リボのせいだ!そうに違いない!!死ね!死んでしまえ!!

16日昼
13時くらいにWiiを5.1チャンにつないで、爆音で『デッドライジング』をプレイしてたのだが、急激に眠たくなり、なんと4時近くまで昼寝してしまった。

その後、万代書店へ、そこでおもしろいものを発見したので、思わず写真に撮ってしまった。

これは、小手鞠るいという人の『エンキョリレンアイ』という本。発売されたのは2006年。ワゴンセールをやっていて、磯山さやかのイメージDVDなどが激安で投げ込まれていて、それらを漁っていたら、たまたま見つけた。正直、本も読んでないし、存在も知らなかったのだけれど、帯の文章を読んで驚き、爆笑してしまった。

「一気に読みました。しばらく、涙が止まりませんでした。私もこんな一途な恋愛をしてみたいです」

帯にこんな推薦文を寄せたのはなんと上戸彩である。正直、ここまで読んで、なんでこの帯で爆笑したの?と思われる方もいるかもしれない。そして感の良い人ならば、何故ぼくが爆笑してしまったかにも気づいているはずだ。

2001年、ある純愛小説が刊行された。発売された当初はお世辞にも注目された本とは言えなかった。ところが2002年、ブレイク直前の柴咲コウが推薦文を寄せた事から、一気に火が付き、その小説は国内最高の売り上げを記録する事になる。映画版には長澤まさみ森山未來が主演、両者はこの作品がきっかけとなり人気俳優の仲間入りを果たした。

その小説のタイトルは『世界の中心で、愛をさけぶ』。通称『セカチュー』。ウィキペディアでも日経エンタでも、さらには『映画欠席裁判』でも、ブレイクのきっかけとして挙げていたのは、柴咲コウの推薦文だった。

さて、その推薦文だが、このようになっている。

「泣きながら一気に読みました。私もこれからこんな恋愛をしてみたいなって思いました」





『エンキョリレンアイ』とほぼ一緒じゃん!!!

ここまで似ていると、驚きを通り越して爆笑してしまう。奇しくもワゴンセールの同じところにこの二冊がぶちこまれてあったので、さらに笑ってしまった。

それにしてもだ。さすがにこの売り方はいいのだろうか?つーか、純愛小説を読んだら、泣きながら一気に読んで、こんな恋愛してみたいなぁって誰もが思うのか??どんな安直な感想だよ!!

結構、ネタにしてる人多いのかな?と思って検索してみたんだけど、全然引っかからなかった。誰も読んじゃいないのか?「上戸彩がおすすめしてるから、買おーっと」って思った人よりも、「この帯!セカチューと一緒じゃん!」って思った人の方が多い気がするんだけどなぁ。

確かに本が売れないと言われてるこの時代だが、ここまで恥も捨てて、同じように売り出してるのを見ると必死さがすごく伝わる。倖田來未が売れたら、エロ路線に行き、Perfumeがブレイクしたら中田ヤスタカプロデュースで再起を図ろうとする鈴木亜美を思い出してしまった。そういやぁ、鈴木亜美って今何してんの?あういぇ。