お塩先生について雑記

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090803/crm0908032100024-n1.htm

芸能界きっての腐れドチンピラが逮捕された。

態度もデカけりゃ、ちんぽもデカイ……かどうかは不明だが、二十歳でデビューしてから抱いた女優は数知れず。ドラマの主役もやり、人気絶頂のタイミングでバンド結成。すべての女がお塩テンテーに抱かれてもいいと思うくらい、敵無しだった頃に矢田亜希子という女優とシケこんで、それが原因で事務所をクビになり、インディーズで細々と活動。矢田亜希子と結婚した後は、幸せそうな写真をブログに張り付けたくらいしか話題にならなかったが、その後、長男が生まれる。名前は「りあむ」。ファッキンバンドのチンピラボーカルから名前を取った事で、一部話題になった。子供が生まれた事をきっかけに、エイベックスと契約して、映画にも出演、芸能活動を活発化させようとしていたところの逮捕劇だったので、関係者はかなり驚いたのではないだろうか。

なんつっても、ぼくが一番驚いたのは、ニュース速報が流れた事である。ぼくはテレビをちっとも見ないのでよく分からないが、こういうのでニュース速報が流れるもんなのか?草なぎの時はどうだったっけ?中村雅俊の息子の時は?翌日のニュースもトップでこればっかりだった事にも驚いた。お陰で、マンモスうれぴーの旦那の逮捕とか、陪審員制度うんぬんは消し飛んでしまったようにも思う。

アメリカナイズされた態度と言動で人気者だったお塩テンテーの末路が、ハリウッドスターの転落劇を地でいくようなモノになるとは誰が想像しただろうか。「事務所解雇」「麻薬」「逮捕」「人気女優と離婚」「全裸女性の変死体」。もう、とんこつラーメンに野菜がたっぷり、脂とニンニクをこれでもかと入れ、煮玉子とチャーシュートッピングくらいのボリュームである。そりゃマスコミもがっつくわな。

ぼくが彼の事を知ったのは、『ピンチランナー』という映画であった。正確に言うと出てた事に気づいたのは大分後で、当時人気絶頂だったなっちこと、安倍なつみとシケこんだニュースを見て名前と顔が一致したのが最初。なっちは「朝までプレステをしていた」というとんでもない言い訳をしていたが、「うそつけー!絶対にぶちこまれてたじゃーん!」って思ったのはぼくだけではあるまい。記憶が曖昧なのだが、確か、当時は「なっち熱愛」と出ていて、そのお相手が、「人気若手俳優」みたいな見出しだったと思う。

お塩テンテーはLIVというバンドを組んでいたのだが、ぼくはこのLIVが好きであった。特にチャートインした『SOUL』はDJのスクラッチ音で始まるのにラップがなく、スカとハードコアとポップが一体となったサウンドで、自身のビッグマウスに負けてない神曲だった。現に当時ぼくの周りでもかっこいいと評判が良く、俳優でありながら歌手をやるというスタンスをとっていた反町くんがU2もどきで笑える歌だった事に比べると、とても画期的に映った。一定のメロディに沿って流れるような英語と日本語の歌詞のセンスが抜群で、その作詞もなんとお塩テンテーではないか!LIVはボーカルが致命的にヘタクソだった事以外は完璧で、俳優を廃業して音楽だけでやるだけの力はあったようにも思えた。

それにしても、お塩に関わった後にアイドルとして墜ちていったなっち同様、これからの矢田亜希子の事を思うと本気で泣けて来る。ぼくは結婚していないが、もし結婚したら奥さんを泣かすような事は絶対に出来ないなとこのニュースを見て本気で思う今日この頃であった、あういぇ。

追記:これはダイブなのか、、、、なんなのか、、、、アメリカナイズされた男の行動は分からん。

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