今日から『プレデターズ』が公開される。もちろん楽しみでしょうがないのだが、今日は日本の別な“プレデターズ”を紹介しようと思う。というか、このネタを考え付いた人、日本に結構いるとみた。
THE PREDATORS(ザ・プレデターズ)』は2005年にthe pillowsの山中さわおとGLAYのJIROとストレイテナーのナカヤマシンペイという、聞いただけでどんな音楽になるのか想像つかないメンバーで構成されたスリーピースバンドである。これまでに二枚のアルバムをリリースしている。
今ではストレイテナーが多忙であるという理由でナカヤマシンペイが脱退したが、代わりに加入したのが、元ELLEGARDENの高橋宏貴ってんだから、やっぱり個性的な集まりである。
正直ぼくはTHE PREDATORSが大好きだ。恐らく山中さわおとJIROが自分たちのバンドで出来ないやりたい放題のバンドをやろうというコンセプトから始まってると思うのだが、正直、本妻のバンドよりも本腰入れても問題ないくらいのかっこよさである。
タイトなドラムとテクニカルなベース、ビートを刻む事だけに専念するギター、3ピースである事の必然性を感じるアレンジと、とにかくすべてがかっこいい。今ではウィキペディアにどういう音楽性か?というのが書いてあるが、聞いた時から「和製ニルヴァーナ」を目指していることはすぐに分かった。
明確にこの曲がこれっぽいというのはなく、この曲のこの部分がニルヴァーナのあれっぽいよね!という感じで、その雰囲気だけをそっくりいただいたのは楽しいとしか言いようがない。“ムスタング・ヒッピー”と“C.R.S”は完全に“Smells Like Teen Spirit”だけど、その他の曲は“Stay Away”と“Breed”のフレーバーがあるだけで、プレデターズとしての音像がクリエイティブに展開されていく。
さらにこのバンドで驚くのはJIROの作曲センスである。数曲作っているのだが、X-JAPAN時代のhideのような、グランジテイストを持っていて、特に一番好きな曲“Sleepy Dragon”に関しては、最近までJIROが作ってることを知らなかったくらいで、ぼくはTAKUROが作る曲なんかよりも何百倍も好きだったりする。
the pillowsは新しいアルバムも出し、さらに山中さわおもソロデビューするなど精力的だが、ちゃんとTHE PREDATORSも8月に『THIS WORLD』というニューアルバムを出す。もちろん買う予定でいる。

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↑かっこいい曲だろ。ウソみたいだろ。JIROが作ってるんだぜ……これで。
書いてて思いついたのだが、プレデターと言うことで『人喰い映画祭』を買った。

人喰い映画祭 【満腹版】 ~腹八分目じゃ物足りない人のためのモンスター映画ガイド~
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こちらは最初Amazonで購入しようと思ったのだが、新潟駅のジュンク堂にちゃんと面出しして置いてあったので、迷わず購入したった。こちらの感想は後ほど!