
読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング (Nanaブックス)
- 作者: 奥野宣之
- 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
- 発売日: 2008/12/05
- メディア: 単行本
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彼は格闘家を引退して、ダウンタウンDXに出演した。ぼくはその時の喋りを聞いて「とても語彙がある人だ」と思った。そして、トップランナーで言ってたことを思い出したのは言う間でもない。実際、彼は作家としても大成功を収めることになる。彼の本読んでないけど。
そんなわけで、『読書は1冊のノートにまとめなさい』という本に書いてあることは、須藤元気がテレビで言ったことをより細かくしたような内容の本で、ぶっちゃけ、ぼくにとってそこまで参考になるようなことは書いてなかった。文章を引用して、その文章に対して感想を書いていく、“ねじま式”感想文というのも、とてもめんどくさいと思ったし、出て来ること、出て来ることが、「これは実践しよう!」とは思えないものだったのだ。しいて言えば、100円ノートを買って来て、自分だけが分かるように書くというのが参考になったくらいで、とにかく少しでもいいから続けることが大事らしい。あと、分からない言葉や印象的なフレーズが出て来たら、その場で調べるか、本の端を折ったりして、しるしを付けるようにして読めと。
まぁ、それくらいのことはぼくもしてましたけども……ぼくの場合は分からない言葉が出たら、携帯に打ち込んだりしてる。片手で打てるし、後でパソコンに送信して調べると早い。最近はそれもめんどくさいので、片っ端から付箋を貼るようにしている。んで、読んだヤツは読書メーターに記録しておけば、日にちなんかも分かっていいではないか。
http://book.akahoshitakuya.com/
まぁ、『読書は1冊のノートにまとめなさい』はあくまで参考程度にしておいて、読書メーターとノートを併用すればなかなかいいんじゃないかと思った。
んで、今日は『松本清張小説セレクション 短編集1』を読んだ。読むのは5回目だが、やっぱり何度読んでもおもしろい。『張込み』や『鬼畜』がとにかく有名だが、ぼくはそれ以外の『一年半待て』とかが好きである。あと『声』と『顔』も。
さらに『ハイ・フィデリティ』も読んでたのだが、これはちょっと挫折しそうだ。中盤からダレてくる気がするなぁ。ただ、書かれてる内容はものすごく共感するし、基本的にロックバカの話だから楽しいはずなのだが。今の気分に合わないのかもしれない。映画版はゼロ年代ベストに入るくらい好きなのだが…あういぇ。

- 作者: ニックホーンビィ,Nick Hornby,森田義信
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1999/06
- メディア: 文庫
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