『川の流れのように』はパクリか?

結構前になりますが、秋元康が作詞した大名曲『川の流れのように』は吉田拓郎のパクりなんじゃないか?というのが少しだけ話題になりました。

http://ameblo.jp/japantowani/entry-10956162896.html

歌の内容はほんの少し違う気もしますが、言ってることは一緒という感じでしょうか。まぁそうは言っても吉田拓郎の『川の流れの如く』はボブ・ディランの『川の流れを見つめて』が元になってると思うんで、そこまで広まらなかったんでしょうねぇ。

なんでこんなことが言い切れるのかというと吉田拓郎は『今日までそして明日から』でボブ・ディランを、さらに『人生を語らず』でザ・バンドをパクっているからです。そもそも早口字余り歌唱法はボブ・ディランの譜割を日本語に当てはめたんじゃねぇかって話もあります。まぁぼくが勝手にそういう説を唱えてるだけなんですがね。

ボブ・ディランの『川の流れを見つめて』オリジナルが見つからなかったので、ここではストーンズのカバーバージョンを貼り付けておきます。

さて、秋元康吉田拓郎からパクったのか、ヒントを得たのかは分かりませんが、その秋元康がプロデュースを手がけるAKB48の楽曲に『転がる石になれ』というのがあります。

AKBのベストアルバム『SET LIST』にも収録された初期の代表曲でライブでも頻繁に披露されますが、実は吉田拓郎に『ローリング30』という曲がありまして。

この曲の作詞は松本隆ですが、この曲に「転がる石になれ」というフレーズがひんぱんに出てくるんですよ。

ほら、出て来た。

さすがに『川の流れのように』はギリギリ言い逃れ出来るとしても、『転がる石になれ』はさすがにまずいんじゃないでしょうか。まぁ歌詞のワンフレーズだけがかぶるというのはよくあるにしても、『川の流れのように』の時に誰かが言ってくれてもよかったんじゃないでしょうかねぇ。それにしてもそんなに秋元康吉田拓郎に影響を受けてるのでしょうか。まったく想像が付きません。

つっても『川の流れの如く』と一緒で吉田拓郎の『ローリング30』に出て来る「転がる石になれ」はボブ・ディランの『ライク・ア・ローリングストーン』からの引用だったりするんですけどね。てへぺろ

まさに「How does it feel?」といった具合。おあとがよろしいようで。