Mr.Childrenの元ネタ集

なんか、チアノーゼさんにも言っていただいたのだけれど、私がちょこちょこブログに書いてるミスチルと元ネタの話が地味に人気らしいので、ここらで総決算というか、ドーンと発表してしまおうかと思って、作りました。あくまで私が勝手に思うミスチル元ネタ集なので、「おい!全然違うじゃねぇかよ!」いうクレームには応じません。よろぴく。一応上から似ている度が高くなっております(断っておきますが、私はMr.Childrenが大好きです。別にパクりだ!とミスチルを凶弾するつもりは毛頭ありません。これでミスチル以外の洋楽にも目を向けてくれると嬉しいし、もっと音楽をもっとロックを好きになってくれるとありがたいのです)

『虹の彼方へ』とコステロの『(What's So Funny 'Bout) Peace, Love, and Understanding』

もうこれは言い逃れ出来ないほど似ている。というか、確信犯的にパスティーシュしている。初期ミスチルコステロの関係はかなり近いものがあるが、最終的に『シーソーゲーム』のPVで「分かってやってますよぉ」と宣言しているので、私は全然いいと思う。イントロのドラムとギターは『帚星』にも影響が見られるが真意は不明。ただ、この16ビートの叩き方がJENに与えた影響は決定的だと思う。なぜなら『Worlds end』のドラミングもこれに似ているからだ。何故か『虹の彼方へ』の動画はブログに貼付けられなかったんで、URLをリンクしたものとなってます。

Mr.Children/虹の彼方へ


Elvis Costello/(What's So Funny 'Bout) Peace, Love, and Understanding




『メインストリートに行こう』とコステロの『Oliver's Army』
『Oliver's Army』は『シーソーゲーム』の元ネタと言われてるが、実は『メインストリートへ行こう』の方が数段似ている。他にも元ネタはあるんだろうが、似てる!と思ったのはこれだけだったりもする。『メインストリートへ行こう』は動画が見つからず残念だが、各自家にあるCDで確認してもらいたい。

Elvis Costello/Oliver's Army

『シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜』とコステロの『Radio, Radio』
曲の雰囲気はそこまで似てるとは思えないのだが、実は『シーソーゲーム』の歌唱法と『Radio, Radio』の歌唱法は無茶苦茶似ている。桜井は奥田民生長渕剛小田和正の歌い方のマネがウマいが、なるほど、原点はここにあったか。実際、カナデフウビの翔が『Radio, Radio』を初めて聞いたとき「桜井が歌ってるみたいだ」と思ったらしい。Aメロ終わりの「ばぁ〜い」というのが『メインストリートへ行こう』の「あぁ〜いず(合図)」にも似ているが、「れでぃおぅ」という発音とがなり方、ハモリの付け方などは、もはやモノマネを越えている。ちなみにPVが『Pump It Up』のパクリなのは有名な話ですね。


Mr.Children/シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜


Elvis Costello/Radio,Radio


Elvis Costello/Pump It Up




『Prism』とザ・ストーン・ローゼズの『I Wanna be Adored』
これは驚異的に似ている。イントロから全体の雰囲気までそのまんま移し替えたという感じだ。ホントに似すぎててウケる。UKロックに影響を受けている事はなんとなく全体から感じ取れるものの、ここまで似せた事がかえってすごい。B'zのやってる事など足下にも及ばないのである。残念ながら『Prism』の動画は無かったので、お手元のCDでご確認を。


The Stone Roses/I Wanna be Adored




『Worlds end』とスマパンの『Tonight,Tonight』
これはいろんなところで公言しているが、ギターの音から弾き方、ストリングスの使い方など類似点は多く、逆に言えば、この『Tonight,Tonight』のストリングスの使い方は小林武史にも影響を与えたと言える。ちなみに私は全世界で好きな曲を10曲選べと言われたら、スマパンの『Tonight,Tonight』は絶対に入るし、ミスチルで一曲だけ選べと言われたら『Worlds end』を選ぶだろう。


Mr.Children/Worlds end


The Smashing Pumpkins/Tonight, Tonight





『十二月のセントラルパークブルース』とディランの『Tombstone Blues』
こちらも類似点は少ないだろうが、吉田拓郎的な楽曲である『友とコーヒーと胃袋』や『1999年、夏、沖縄』に比べると同じような字余りソングである『十二月のセントラルパークブルース』は見事にボブディランの譜割になっているから驚く。吉田拓郎とボブディランはその影響のせいもあって似ているが、この両者を微妙な違いで引用する桜井の才能は底知れない。しかも『十二月のセントラルパークブルース』は日本語詩であり、恐らく日本の音楽市場において、これほどまでにディランを感じさせる楽曲は吉田拓郎の『今日までそして明日から』以来なのでは?個人的にはAメロは『Like a Rolling Stone』の方が似ている気もするが、奇しくもこの2曲はディランの名盤である『追憶のハイウェイ 61』に収録されている。こちらも『十二月のセントラルパークブルース』は動画が貼付けられないため、URLからのリンクとなっております。

Mr.Children/十二月のセントラルパークブルース


Bob Dylan/Tombstone Blues

他にも音楽に詳しい人ならもっともっと調べてるんだろうが、私が似てると思ったのはこれくらいだ。一度聴き比べるのもおもしろいだろう。あういぇ。