12月6日にサンタはやってくる。
今年も、もう少しで終わるなぁなんて、俺もおっさんか!とつっこんでしまいそうだが、年々1年の感覚が短くなってるような気がする。毎年毎年加速度をつけて1年が早い。そして、今年も残念ながら、『ファイトクラブ』のように社会からの落ちこぼれが武装蜂起して、反乱を起こす事もなく、今年も平々凡々に過ぎ去って行こうとしております*1
あとちょっとで、クリスマスのがやってきますな。この間、職場の後輩に「クリスマスどうするんすか?」って言われたんで、「まぁ、オレはしっかり働くよ」と言ったら、「ですよね。っていうか、クリスマスに彼女と過ごすために休むとか、そんな歳でもないし、高校生じゃねぇんだから!」と返して来たんで、非常に安心してしまったのだが、
ハッキリ言わせてもらうと、この日本ではクリスマスの日はイエスキリストに感謝する日ではない。おとうさんとおかあさんが子供のためにプレゼントを用意して、ケンタッキーを喰らい、そして恋人たちは最高にロマンチックな夜を過ごすのだ。ただ、オレはそこで一言だけ言いたい。
クリスマスはイエスキリストに感謝する前に、その日を楽しく過ごそうとしているカップルのために働く人に感謝する日だ!
よく考えたらわかる事ではあるが、まず、「クリスマスは絶対的に彼女と会いたい」とかいうナメきった、それこそ腐った価値観が蔓延しているのは否めないとしても、まず、クリスマスという、どーでもいい既成概念の中で*2わざわざ働いてる人が居るからこそ、カップルが楽しく過ごせるんだという事を世のカップルは改めて自覚してもらいたい。それは別に、クリスマスに限った事ではないのだが、強靭な精神力の居酒屋の店員が居るからこそ、お前らは楽しく酔えるわけであって、「こっちは金を払ってるんだからな!」という倫理は全然当てはまらない。別に居酒屋の店員はお前らカップルを楽しませようなんてこれっぽっちも思ってないし、飯を喰うために仕方ないから便器に詰まったゲロを処理してるのであって、その事もしっかりと自覚するべきである。金を払うだけならば、酒買って家で飲め。ばーかばーか。
さて、花火大会とかもそうなのだが、オレが1番納得いかねーと思うのは、クリスマスやら、夏の花火大会の夜は必ずと言っていいほど、ラブホテルが埋まる。とんでもない車の数だったり、それこそ普段全然流行ってないようなラブホテルのシャッターも軒並み閉まっていたりする。
おい!結局そこかよ!!
クリスマスというのにかこつけて、結局のところ、セックスがしたいだけなんですよ!世の中のカップルってヤツは!性なる夜なんですよ!うまい飯やら、映画やら、全部前戯みたいなもんなんですよ!!
「おい!お前には彼女がいるじゃねぇか!」というツッコミがよろっとくる頃ですが、オレには彼女が居る。だが、オレはクリスマスだからどーのこーのというのは別になく、前なんて、彼女が居るにもかかわらずクリスマスイヴに『大魔界村』を1人で2週した。クリスマスだからこそ、クリスマスは特別とかいうそんな腐った価値観はない!*3今年のクリスマスは夜中まで仕事して、帰ってクソ高いビールでも飲みながら『片腕マシンガール』を観るって決めてんだよ!っていうか、なんでキリストの誕生の日にサンタが来るのか知ってるのか?そもそもなんで25日じゃなくて、24日に騒ぐのか知っているのか?本来プレゼントをもらう日は12月6日である事を知っているのか?
そして1番の問題はクリスマスという日の勝手な概念。恋人同士の間ではクリスマスが「恋人が愛を確かめ合い、プレゼントを交換する日」みたいになってる事だ。それはな、、、、2月14日にやる事なんだよ!*4
彼女が居るからこそ、あえて言う。クリスマスの事も知らないくせに、クリスマスをありがたがるな!クリスマスに働くヤツをちゃんと敬え!そしたらクリスマスにラブラブで過ごすお前らを許してやる!あういぇ!