『バットマン:イヤーワン』を読み始めました。

『パッション』を観ようと思ってDVDをデッキに入れた瞬間、英語の先生をしているみゆみゆから連絡が来まして、お茶しにTully's Coffeeに行く。前に洋書の『バットマン:イヤーワン』を翻訳してもらおうと思ってたんだけど、それが実現する事になった。

バットマン:イヤーワン』と『ダークナイト・リターンズ』は廃刊になってるうえにとんでもないプレミアが付き始め、最近まで5000円だった『バットマン:イヤーワン』はついにAmazonでも8000円からの金額で売られるようになってしまった。『ダークナイト』が公開された時に何も復刊しなかった事から、アメコミってのはホントに日本で売れないんだろうなぁ。残念でならない。おもしろいのに。

んで、さすがに5000円出すのであれば、洋書でいいやと買って『ダークナイト・リターンズ』はフランク・ミラーならではのキメ絵も多く、政治的なセリフが全然分からないまま、それでもなんとか読んだんだけど、『バットマン:イヤーワン』はハードボイルドな感じで、セリフの数も心象を現すナレーションもかなり多く。頭に「?」が浮かびまくりだったので、みゆみゆと一緒に翻訳してもらいながら読もうと思っていたわけだ。

Tully's Coffeeに着いて、みゆみゆに1ヶ月ぶりくらいに会う。んで、軽く談笑した後に『バットマン:イヤーワン』をいよいよ読む。

いよいよ読むのだが、やっぱりスラングやら、文学的な比喩があるらしく、みゆみゆですら訳すのに苦戦していたが、それをオレが、なんとなくのニュアンスでセリフにしたり文章にしたりするという事で読んでいった。途中適当に翻訳したら、全然違っていたり、まったく単語を違う読み方していたりと、もしかしたら『ダークナイト・リターンズ』も間違って受け取ってるかもしんねー!って思うくらい、違う時もあったが、まぁ、なんとか読み進める。それにしてもみゆみゆ。英語の事はちっとも分からんけども、誰か横に訳す人が居るんだったら翻訳家になれるかも。つーか、訳す人が居る時点で翻訳家じゃないんだけど。

さて、苦戦しながら、翻訳した結果。。。。

2時間で読み進めたのは13ページ!!ダメじゃん!!スラングも多いうえに、普段会話で使わない文章なんだろうなぁ。だからこそフランク・ミラーの世界はかっこいいんだと思うが、ブルース・ウェインが売春街に来たところで終了。

カット割りがピシッとしてる印象もあるが、その前にストーリーがかなり暗く重いものなので、非常に私好み。100ページくらいのコミックでよかった。もっと長いヤツだったら読み終わるまでどれくらいかかるんだよ。あういぇ。

Batman: Year One

Batman: Year One