大塚愛の『つくね70円』について


大塚愛が好きである。かわいいから好きとかそういうわけでなく、ビジュアルもキャラクターも曲もアレンジも含め好きで、これはPerfumeが好きというのと同じ様な感じだと思う。

特に『LOVE PUNCH』と『LOVE JAM』は良く聞いた。捨て曲もある程度あるものの、アルバムの曲のクオリティが高く、『片想いダイヤル』はシングルで切っても問題ない出来だし、『pretty voice』は今でもカラオケで良く歌う曲だったりする。

大塚愛の曲はFFや野球の応援歌、wyseからなどの盗作疑惑もつきまとうが、『pretty voice』のバンジョーの使い方とか、アレンジがおもしろいという印象があって、それはアレンジャーが素晴らしいんだろう。アレンジだけが素晴らしいのかと言われればそんな事もなく、沖縄音階が邪魔臭い明らかな失敗作の『桃ノ花ビラ』なんかは、後にピアノの弾き語りをテレビで見て、すげぇ良い曲だと思ったので、メロの作り方なんかもおもしろい人なんだろうなぁ。

さて、これはかなりいろんなところで書かれてる事だが、ぼくが大塚愛の事を好きな最大の理由はエロである。とにかく大塚愛の曲はエロい。スピッツも大半の曲はエロいが、大塚愛もなかなかのもんである。

なんせ、『さくらんぼ』に『桃ノ花ビラ』『君フェチ』だ。なんというタイトルだろう、それだけでなく『LOVE JAM』のジャケなんかはもろにアレだし、牛タンの歌の歌詞なんかはとんでもない。『さくらんぼ』に至っては「笑顔咲ク 君とつながってたい もしあの向こうに見えるものがあるなら」である。

もしあの向こうに見えるものがあるのなら、、、、うん、これは比喩じゃない。そう思いたいところだが、ぼくのような人間には、どうしてもあの事を唄ってるようにしか聞こえないのだ(病んでるお)

大塚愛で好きな曲はたくさんあるが、特に好きな曲が『つくね70円』だ。牛タンの歌のカップリングに収録されてる爆音のギターリフが印象的なハードコアナンバーだが、この曲はまず、歌詞カードに歌詞が記載されておらず、さらに、歌の大半にノイズが意図的にかかっており、何を歌ってるのかが聞き取りずらい。

いろんなところで「どういう歌詞なんですか?」という質問が飛び交ったりしてるが、ここに興味深いインタビューがあったので、転記する*1めざましテレビでのインタビューの文字起こしのようだ。

――ところで今回のシングル、カップリングとしてあと2曲入っているのだが、そのタイトルも変わっている。まずは、『本マグロ中トロ三〇〇円』。そして、『つくね70円』。共に『上塩タン焼680円』と同様、大人っぽいセクシーな歌詞になっているのだが、中でもこの『つくね』は歌詞が過激すぎて、わざと聞き取りにくいようにレコーディングされているよう。

〜『つくね70円』が流れる〜

軽部:「ちなみにどういうことを言っているんですか?」
大塚:「ウハハハハハハ……いやぁ」
軽部:「僕に教えてくれません? ココだけの話。例えば例えば?」
大塚:「えっと〜、あ〜ダメだぁ〜!! あの、本当にすごいこと言ってるんで。」
軽部:「ムリ?」
大塚:「言われた側も恥ずかしいと思う。」
軽部:「言われた側も恥ずかしい……。」

ハッキリ歌詞が過激すぎるとニュースでも報道したらしいのだが、巷にある耳コピの歌詞はこんな感じだ。


口の中に入れば 広がる味に はまってしまう
一度食べたら もう止まらないよ

(ここからノイジー
あー
うあああーーあー
涙が溢れそうだけどくわえたい
溢れる涙こらえてるの
ずっとくわえていたいんだけど
溢れる涙こらえてるの

ずっとくわえていたい味 あなたまだ動いてるこれ
ずっとくわえていたい味 ああずっとくわえたい

凄くやるせなく あいちん
誰も泣いて笑わない
溢れるジャムを お腹いっぱいいっぱい いっぱいいっぱい
いっぱいいっぱい いっぱいいっぱい

あの?ずらすんですね?(そうですよ)
(破れてた?)
裏ですよね?(そうですよ。あぁーーー)

凄く汗たれて あいちん
後からはワワなのね
だからLove Juiceならアンアン
誰も見て目が合わない
溢れるジャムを お腹いっぱいいっぱい いっぱいいっぱい
いっぱいいっぱい いっぱいいっぱい


もちろん正式な歌詞はこういう感じじゃないんだろうが、いやぁ、それにしても素晴らしい!潔い!これちゃんと聞き取ってないだけで、ホントはもっともっとエロい歌なんじゃねぇか?

というわけで、こういう歌をちゃんと歌ってくれる大塚愛は偉いと思うので、盗作だろうが、なんだろうが、頑張っていただきたいと思うのであった、あういぇ。