盲目的信念

こないだ朝から新しく出来たツタヤに行った。県内でも一番デカイと銘打たれているが、それにしてもあいかわらず無駄に広い。東京の人が来たらビックリするだろうな*1。ツタヤはレンタルDVD以外はそんなに充実しておらず、さらにビデオ1やメディアパワーに比べると高いイメージがあるため、あんまり行く事も無いが、新しく出来たツタヤには輸入CD1000円のコーナーがあって、これがなかなか良かった。

こういうところにぶち込まれてるCDは数年前のユーロビートだったり、得体の知れないヒップホップだったりする事が多いが、手に取ってみると驚きの連続で、トラフィックやら、マーヴィン・ゲイの『ホワッツ・ゴーイン・オン』、フリートウッド・マックの『ミスター・ワンダフル』、ディランの『追憶のハイウェイ61』などあって、これで1000円はマジでお買い得だと思った。その中にブラインド・フェイスの『スーパー・ジャイアンツ』があったので即買い。まぁ、なんで今まで買ってなかったのか不思議だが――――ああ、多分、クラプトンの4枚組ベストの中に数曲入っていたからで、わざわざ、残りの曲の為に買う事もないだろうとスルーしていたんだっけか。

スーパー・ジャイアンツ

スーパー・ジャイアンツ

ブラインド・フェイスは今更説明する必要もないんだろうけど、クリーム解散後のクラプトンとスティーヴ・ウィンウッドというあり得ない組み合わせによって実現した超かっこいいスペシャルゴージャスミラクルバンド。アルバムを一枚出して一年くらいで解散したんだけど、マジでかっこいいので、機会があったら聞いていただきたい。1000円だし(でも、オレが買ったからもう無いって話も)、『Presence Of The Lord』とか『Can't Find My Way Home』とか超名曲だし。

ただ、機会があったら聞いていただきたいとか書いたものの、実はブラインド・フェイスは何故かレンタルで置いておらず、だからこそぼくも1000円で買ったわけだが、ぼくが買おうとしてタワレコとかに行っても、タイミングが悪かったのか、置いてあるのはデカジャケのもんだったり、リマスターされて未発表のヤツがくっついたスペシャル盤だったりで、なかなか高かったわけです。

とか、言って、今しがた分かった事ですが、iTunesで1500円で全曲ダウンロード出来るじゃないですか。しかも上記の二曲だけなら300円で済みます、マイガっ!

あ、そうそうブラインド・フェイスで思い出しだしたんですが、ブラインド・フェイスのアルバムは実は無題で、ツェッペリンの4枚目と同じように『スーパー・ジャイアンツ』ってのは邦題だったりする。それにしても『スーパー・ジャイアンツ』ってスーパーダサイな!バンドは確かに四番バッターばっかりだから、それに引っ掛けたのかどうか分からないけども、普通に無題でいいじゃん!誰だよ付けたの!まさか、こっからとったわけじゃないよな…

それからブラインド・フェイスのアルバムはジャケが大変素晴らしいですが、今だったら児童ポルノってヤツに引っかかるんでしょうか?写真じゃなくて、絵だったら大丈夫なんでしょうか?それだけが気がかりです。

Blind Faith

Blind Faith

スペシャルエディションになるとご丁寧に胸が隠れている。


まぁ、日本でもNothing's Carved In StoneとかTHE PREDATORSみたいなスーパーグループがありますが、昔とは大分変わりましたねぇ、期間限定とかも無いし。昔だったら、こういうのやったらすぐに解散だのなんだの噂されたもんですが、もうバンドを掛け持ちするというのも当たり前の時代になってるわけですね、あういぇ。

*1:その昔、マイミクのまんだむさんという人とガチンコで飲もうと前日くらいに無理矢理誘って、仕事が終わるまで渋谷を一人でウロウロした時に、渋谷のツタヤの狭さにマジで驚いた。あとスタバの狭さと人の多さにも。DVDを選ぶだけでもストレスが溜まるうえにトイレまで酷い。ありゃ三ツ星付けるとしたら星一つもないな