ストーンズの『ブラウンシュガー』とビートルズの『ブラックバード』の共通点とは?

どーも、この二日間ばかし、お盆って事で飲みまくってました。朝6時に起きて飲んだりとかしてました。んで帰ってパソを開いたら、ぼくがいつも読んでる侍功夫さんがこのような記事を書いていた。

奇しくも最近カラオケで同じ様な事を思っていたので、ぼくも便乗して記事にさせていただいた。

最近、職場の後輩(カラオケバカ)のせいで、やたらとカラオケに行っている。んで、いつも音が良いDAMを選択するんだけど、最近DAMチャンネルという番組が付いていて、カラオケの合間に映像が流れるようになっている。そこにいろんなアーティストが出演したり、注目のアーティストを紹介したりするのだけれど、それでやたら見かけるのが、“BROWN SUGAR(ブラウンシュガー)”というアーティストだ。

ブラウンシュガーという名前をどうやって決めたのかは知らないが、ブラウンシュガーと言えば、ローリングストーンズの代表曲なので、誰もがそれを想像するだろう。

シュガーという響きから、シュガーソウルみたいな感じで付けられたのかもしれないが、もし、本当に曲の内容に感銘を受けて付けられたとしたら、ぼくは彼女達に頭が上がらない。何故ならばブラウンシュガーという曲は世界的にみてもトンでもなく卑猥な歌だからだ。

ブラウンシュガーというのは、そのものずばりの黒砂糖という意味ではなく、黒人の女の事である。さらにドラッグの隠語でもある。ポケットモンスターがちんこの隠語みたいなもんだろう*1、しかもシュガーというのは、アメリカでいうところのハニーとは違い、イギリスでは男が女に対して上から目線で呼ぶ時に使う。

この場合何故ハニーではなく、上から目線のシュガーなのかというと、この歌が奴隷商人が商品に手をつけて「やっぱりヤルなら黒人に限るぜ!最高だ!ドラッグみたいにやめられねぇぜ!」という内容だからであって、あくまで女をおまんこ扱いしてるから上から目線の呼び方になっているわけなのである(多分)。

ちなみに歌詞の内容はこうだ(katokiti的にテイストを変えました)

ゴールドコーストに向かう綿花栽培のための奴隷船
彼らはニューオーリンズの市場で売られていく
頬に傷もつジジイの奴隷は今では傷つけられる事はない
真夜中近くになると女どもをムチで叩く音が聞こえるだろ*2


ブラウンシュガー、なんでそんなにうまいんだ?
ブラウンシュガー、おまえのピチピチの若さが最高だ


ドラムのビートが冷たいイギリス人の血を熱くさせる*3
女主人はこの騒ぎはいつ終わるのかと焦ってる
ところがハウスボーイは彼がウマい事やってるのを知ってるんだ
真夜中近くなるとヤツの声が聞こえてくるだろ


ブラウンシュガー、おまえの締まりの良さは最高だ
ブラウンシュガー、やっぱり若い女に限るぜ


ブラウンシュガー、なんでそんなにうまいんだ?
ブラウンシュガー、やっぱりヤルなら黒人の女だよなぁ


おまえのおかんはテント・ショウの女王だったんだってな?
彼女の男友達はみんなスイート・シックスティーンだ
オレはスクールボーイじゃないけどヤル事はやる
真夜中近くになると例の声が聞こえてくるだろう


ブラウンシュガー、なんでそんなにうまいんだ?
ブラウンシュガー、おまえのピチピチの若さが最高だ

奇しくも、これよりも少し前に、ビートルズが『ブラックバード』という曲を発表している。ギター弾きならば、誰もがコピーするほど有名な曲だが、イギリスでは女性を鳥に例える事が多いため、この『ブラックバード』は黒い鳥でもツグミでもなければ、黒人の女性を意味していて。歌の内容は奴隷解放やブラックパワーに対する応援歌となっている。つーか、ポール・マッカートニーがMCで言ってた。

こちらの歌詞はこうである(一部抜粋)。

静かな夜にさえずるブラックバード
傷ついた翼で飛び立とうと努力をし続ける
それまでの人生でおまえは飛び立つ瞬間をずっと待ちわびて来た


ブラックバードよ飛び立て
ブラックバードよ飛び立て
夜の闇の中にある光を目指して

この二曲は「虐げられた黒人女性」の事を歌っておきながらも内容がまったく違う。もし内容を分かっていて、まともな神経を持っているのであれば、ユニット名として選ぶのは間違いなくブラックバードになるんだろうが、それでもブラウンシュガーと付けたのだとしたら、それこそ、ぼくら側の人間というか、偉い偉過ぎる。

てなわけで、女性二人のレゲエユニットにブラウンシュガーと付けさせた時点でアバズレメス豚ビッチ確定なので、歌の内容もきっとエロエロに違いない。絶対に聞いてみたいなぁとか思って曲のタイトルを調べたら、

ARIGATO
『DESTINY 〜また逢う日まで〜』
『HOTTIE 〜熱い想い〜』


―――――――と、ファンキーモンキーベイビーズを連想させるふざけたタイトルだったので、絶対に聞くか!バカ!死ね!死んどけ!とりあえずストーンズの『スティッキー・フィンガーズ』を100回聞いてで直せ!という気分になりました。あういぇ。


ちなみにオフィシャルサイトではブラウンシュガーという意味を「男前」に引っ掛けて「女前」という風にしてるみたいだ――――ファック!パンパンされろ!!

スティッキー・フィンガーズ

スティッキー・フィンガーズ

ザ・ビートルズ

ザ・ビートルズ

*1:だからアメリカでは『ポケモン』というタイトルで公開された

*2:ムチで叩くというのはセックスのメタファー

*3:これもセックスのメタファー