マキタスポーツがあるバンドのある曲の出現をすでに予言していた件
ハッピーMusicという番組を毎週楽しみに見ている。
この番組は本格的なロックバンドから、西野カナ的な会いたくて震える系の音楽まで、わりとはば広くダイジェストのように紹介していて「へー、いまこんなのが売れてるんだぁ」とか「こういうバンドがでてきたんだぁ」と、最近の音楽の動向について知れるのだが、だらっと見てたら、とても衝撃的なサウンドが飛び込んで来て、すわ!なんだこれは!とすぐに動画を検索した。
まぁ、四の五のいわずにこちらをごらんください。
もうこの手の楽曲については何も言いたくないのだが、これの何が衝撃的だったかというと、明らかにこの曲で分析されたことをそのまんま再現していたからである。
- アーティスト: マキタ学級
- 出版社/メーカー: FUTABAMUSIC
- 発売日: 2011/09/14
- メディア: CD
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すでにテレビやラジオで紹介されてることもあり、耳にした人も少なくないはずだが、この曲はマキタスポーツが最近のJ-POPのヒット曲の傾向を分析し、制作した楽曲だ。作曲モノマネを得意としていることもあり、だれそれのどの楽曲に似てるとは明確に言えないが、それがJ-POP全体を批評したものになっている。
まさか、これに法った楽曲が出てくるとは誰が予想していただろう………つまりマキタスポーツの研究は無駄ではなかったということである。もう、途中の大合唱のくだりなんて………思わず笑ってしまったぞ。
それにしても、こういう系譜のバンドが出て来たのってなにからだろうか「100万回の愛してるなんかよりも」からか?とてつもない風潮をよくも作ってくれたもんだが、その中でもこのバンドは最たるもんというか、まぁ、過去のヒット曲の傾向をすさまじく研究しつくして出て来たみたいな、そういう狡猾さがあり、そしてそれが見事にヒットしているというのだから恐ろしい。ヒット曲の傾向を分析して作った曲に似ている曲がヒットするとはなんという皮肉な展開であろうか。
というわけで、毎週毎週こういう曲を知れるという意味でハッピーMusicは見逃せない番組なのだが、さすがにいろんな曲を紹介してるだけあって、先週はとてつもなくかっこいいバンドを発掘した。次回はそれをまんをじして紹介したいと思う。
……きーみーはーあとなんねーんいきられるのだろー(途中に出てくる合唱の感じで)