2013-01-01から1年間の記事一覧
超遅ればせながらももクロの『5TH DIMENSION』を聴いた。5TH DIMENSION【アマゾンオリジナル絵柄トレカ特典付き】(初回限定盤A)アーティスト: ももいろクローバーZ出版社/メーカー: キングレコード発売日: 2013/04/10メディア: CD クリック: 1回この商品を含…
島田紳助はデビュー前にどうすれば漫才で勝てるのか?どうすればじぶんのような技量のない人間でもおもしろい漫才がつくれるのか?について徹底的に分析してからネタ作りをはじめたという。諸先輩方の漫才をテープに録音し、しゃべってることをノートに書き…
『グランド・マスター』鑑賞。ウォン・カーウァイがイップ・マンを題材にしたカンフー映画を撮っていると聞いたのはそれこそ日本で『イップ・マン』が公開された時期だったと勝手に記憶しているが(ぼくがニュースとして見たのはそのへんだった気がする……)、…
『リアル 完全なる首長竜の日』鑑賞。Twitterで「もうすぐ黒沢清の新作がシネコンで公開されますなぁ」的なことをつぶいていたら「え?どういうことですか?」というリプライが数人から返ってきたので、この映画の監督が黒沢清であるということは意外と知ら…
上半期ベストムービーと銘打っておきながら映画以外の映像作品や過去作をランクインさせたので年末に発表するランキングとは異なる変化球です。某所でネタ的に書いたのですが、こちらでもアップ。上半期ってことで遊ばせていただきました。恐らくなんの参考…
『ザ・マスター』鑑賞。新潟ではあいかわらずのセカンド上映。ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作。 今年に入ってはじめてスクリーンで二度観た映画となった。二度観た理由としては作品の意図するものがよくわからなかったというのもあるが、それ以上…
『シュガーマン 奇跡に愛された男』鑑賞。新潟ではセカンド上映。ホントにたまたまなので、マクラには丁度いいと軽く書かせてもらうが、ツタヤの発掘良品で見つけた『殺しの分け前/ポイント・ブランク』を借りてきてついこないだ観た。細かい感想は今度公開…
ウォルター・ヒルという名前を意識しだしたのは脚本を手がけたサム・ペキンパー監督の『ゲッタウェイ』を観てからだと思うが、脚本家の名前はおろか、俳優の名前すらあまり覚えられないぼくが、その名前をなんとなくインプットできたのは、その字体が無意識…
『藁の楯』鑑賞。 ストーリーのキモというか展開を書きます。ややネタバレです。孫娘を惨殺された経済界の大物・蜷川が犯人を殺せば10億円を差し上げようと大々的に発表。それによって日本国民全員から狙われることになった容疑者・清丸。仲間に裏切られたこ…
『混血児リカ』をUS盤DVDで鑑賞。 結構前の話になるが、いつも楽しくブログを読まさせていただいているマクガイヤさんがニコニコ動画で“Dr.マクガイヤーの冒険式映画ゼミ”という番組をアップした。いちばん最初に“動く”マクガイヤさんを観たのは今はなきBSの…
『コックファイター』鑑賞。 「私はいかにハリウッドで100本の映画をつくり、しかも10セントも損をしなかったか」というタイトルの自伝からも分かる通り、損をしないような映画作りで商売人として成功を収めたロジャー・コーマン製作の中で唯一といっていい…
『チャイニーズ・ブッキーを殺した男』を鑑賞。 地味にこのブログで紹介したシネフィル後輩くんとこないだコメダ珈琲店とビックボーイをはしごし、映画に関する雑談をしつつ、オールタイムベストを選ぶという遊びをした。彼は『コックファイター』や『ヤング…
『フッテージ』鑑賞。 実際の凶悪殺人事件を元にしたフィクション・ノベルが大ベストセラーとなり、一躍時の人となった作家が主人公。しかし、彼ははやい段階で最高傑作にたどり着いてしまい、その後10年間はヒット作に恵まれなかった。家のローンが払えず、…
『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』鑑賞。 前作はハードボイルドの定石をそのまんまススキノに持ち込んだ『濱マイク』シリーズ以来の傑作で、大泉洋自身の人気もあいまって北海道を中心に大ヒット。おなじスタッフ/主要キャストが揃った続編もおおいに…
『ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン』鑑賞。 新潟はどうもセカンド上映だったらしく、二週間限定ということもあってとっとと終わるまえに観ようと何気なく行ったがぶったまげた。今年のベストワンはこれで決まりだろう。六割くらい泣いてた。100万…
『ジャッキー・コーガン』鑑賞。 刑務所から出所したばかりのチンピラと犬泥棒という妙な商売で生計を立てているイカれ野郎が、ジョニーという男から強盗計画を持ちかけられる。それはレイ・リオッタ演じるマーキーが運営するマフィアの賭場を襲うというもの…
『L.A.ギャング ストーリー』鑑賞。 ティーザーをはじめて見たときから、あの大傑作『L.A.コンフィデンシャル』を彷彿とさせ、しかもジョシュ・ブローリン、ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、ニック・ノルティ、ロバート・パトリック、ジョヴァンニ・…
『ラストスタンド』鑑賞。いわずとしれたシュワちゃん映画復帰作。 いきなり感想を書くとびっくりするほど「シュワちゃんの映画」だった。金曜ロードショーで放送した『コマンドー』を録画して何回も観てた子供のときまで一気に時間を逆行させられた。それほ…
『ホーリー・モーターズ』をUS盤DVDで鑑賞。 早熟の天才、レオス・カラックスの13年ぶりの新作。各方面で圧倒的な評価を受けているが、ご他聞に漏れず、文句なしの大傑作であった。奇しくもドニ・ラヴァンが11役演じわけたり、移動にリムジンを使うなど、ウ…
the Loserというバンドのライブを観た。 もはや知人を通り越して友人といっても過言ではない高橋慶基くんの新バンド。結成してから間もないが、メンツがメンツだけに早くもラジオのレギュラーが決まったり、ローカルながらテレビ出演を果たしたりとごくごく…
ようやく『キャビン』を映画館で観ることができた。新潟では一ヶ月近く遅れてのセカンド上映だった。 公開からかなり経ってるので全力のネタバレがあります。観た人じゃないと分からない書き方をしています。輸入盤で10回近く観ていたが、わりと前半戦はしゃ…
注・ネタバレあり!これからストーリーのほとんどを語りつくします『シュガー・ラッシュ』を2Dの吹替版で鑑賞。 8ビットに変えられた『蒸気船ウィリー』からコナミコマンドまで飛び出すゲームへのリスペクト/小ネタが楽しく(『メタルギア・ソリッド』の「!…
いよいよまんをじして『マッドマックス』のBD-BOXが発売される。マッドマックス トリロジー スチールブック仕様ブルーレイ(3枚組)(初回限定生産) [Blu-ray]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2013/08/07メディア: Blu-rayこの商品を含むブロ…
『ライジング・ドラゴン』鑑賞。 『サンダーアーム/龍兄虎弟』、『プロジェクト・イーグル』に続く、“アジアの鷹”シリーズ第三弾にして、いわゆる「ジャッキー映画」と呼ばれている本格アクション最終作。先日放送されたタマフルの“ジャッキー特集”にて、ジ…
『THX-1138』をBDで鑑賞。 25世紀の未来。人間は地下のシェルターに閉じ込められ、精神安定剤のようなものを服用し、感情を抑圧され、ロボットのように淡々と作業を続けなければならなくなってしまった高度管理社会が舞台。このシステムに疑問を覚えたLUH-34…
『世界にひとつのプレイブック』鑑賞。 わりといろんなところで紹介されてるあらすじを要約して引用すると「それぞれに最愛の人を失い心に傷を負った男女が再生していく姿を描く」となるが、そのあらすじとはうらはらに映画自体は終始明るく、決してダウナー…
『ジャンゴ 繋がれざる者』鑑賞。新潟では一ヶ月遅れで公開だが、そういう地域も少なくないようで、同じような嘆きがTwitterで散見された。どういうことなのだろう。きっちり説明していただけるとありがたいのだが。タランティーノがマカロニ・ウエスタンを…
ジョン・ウー御大の『ペイチェック 消された記憶』をDVDで観た。 ジョン・ウーは狂ったように観続けた時期があって、それこそ『男たちの挽歌II』と『狼』と『ハード・ボイルド』は未だにオールタイムベストな作品群だが、ハリウッドに渡ってからあまり良い評…
「第2回AKB48紅白対抗歌合戦」を観た。購入したのはBD。 ハッキリ言うと去年ほどのインパクトはなかった。そりゃそうだ。自分の持ち歌以外(ややこしい書き方だが、AKB48はユニット曲といって、この曲はこの人が歌うみたいな決まりがある)を歌うというのはあ…
『タクシードライバー』という映画が好きである。初見の頃から変わらずにずっと好きだ。かなりの回数を観ているが、それはぼくだけではないだろう。 実はいろいろあってぼくもトラビスと同じような状況にいた。しかし、その鬱屈した感情は爆発するわけではな…