2014-01-01から1年間の記事一覧

かくもめでたきゴマキかな

後藤真希さんが結婚されたそうで。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140721-00000000-spnannex-ent 「そういやブログはじめたとか言ってたな、なんか書いてるかな」とのぞいてみたところ、思わぬ記事を発見しました。 朝のひと狩り | 後藤真希オフィシ…

大島優子をロイ・バッティのように描く『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』

『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』を観た。 「AKB映像記録のマエストロ」である高橋栄樹の手腕が「大島優子卒業延期」という危機的状況において完璧に発揮されており、取捨選択は難しかったはずだが、今回は…

小学生の時に金曜ロードショーで観たい感じ『ダイバージェント』

『ダイバージェント』を試写会にて鑑賞。 いわゆるディストピアものであり、集団的自衛権が行使されてしまった今だからこそ観たほうが良いような内容。平和な街で政権を崩壊させるために戦争をおこそうと企てる権力者と、それに対抗すべく突然変異的に生まれ…

オアシス『ディグ・アウト・ユア・ソウル』など最近聴いた音楽

オアシス『ディグ・アウト・ユア・ソウル』ファーストのリマスターで火が付いて、最近オアシスしか聴いてないくらいだったんだけど、これもメイキングDVD付きで500円だったので買った。発売当初人から借りて聴いてあんまし印象なくて今回ちゃんと聴いたらめ…

役所広司のモデルは深町秋生本人か?『渇き。』

『渇き。』鑑賞。 浮気していた妻の相手をボッコボコにして警察をクビになり、今は警備員として働く藤島。コンビニで起きた陰惨な殺人事件の重要参考人として呼ばれた帰り、別れた妻から「娘のことで来てほしい、来たらわかるから」と電話が。家につくと娘が…

コロンビア戦にちなんで、オアシスの『コロンビア』を

今日は運命のコロンビア戦でした。朝から応援していたみなさまおつかれさまでした。ぼくみたいな超絶にわかでもガックリきたくらいなので、現地に行ったり、パブリックビューイングに集まるほどの熱狂的なみなさまは悔しい気持ちでいっぱいだと思います。恐…

東野圭吾の“方程式”とは?『真夏の方程式』

テレビで放映していたので『真夏の方程式』鑑賞。 注・『真夏の方程式』どころか東野圭吾作品のいくつかをネタバレしてます。 明るみになってほしくない「過去」から起こる新たな殺人と、その経緯をしっかりと描くスケール感。真夏の田舎町が舞台。さらに主…

まゆゆは正統派アイドルなのか?問題

TV

作家で脚本家の中沢健さんが『宇野常寛氏の「まゆゆ(渡辺麻友)1位は予定調和」発言に反論する』という動画をあげていた。 宇野常寛氏の「まゆゆ1位は予定調和」発言に反論する。 | 歩く雑誌・月刊中沢健のブログ ざっくり書くと宇野さんは「正統派/優等生ア…

妹の友達がマンガ家になりました

妹の職場にすごい映画が好きでマンガを書いてる男の子が働いてるっていうのは前から聞いてたんだけど、なんとその彼がマンガ家としてデビューすることになりました。 今月のガンガンに『PANDORA』というタイトルで掲載されています。内容としては学校の中に…

ツェッペリンのリマスター盤を聴いた

レッド・ツェッペリンの「2014リマスター/デラックス・エディション」を全部聴いた。二枚組のヤツ。 買おうかどうしようか迷っていたところ、オアシスのリマスター盤を買った後輩*1が「金ないのにツェッペリンのリマスター盤買っちゃいましたよー」とメール…

オアシスの1stアルバム『ディフィニトリー・メイビー』のリマスター盤を聴いた

『オアシス/Definitely Maybe 20周年記念 デラックス・エディション』を聴いた。 何十周年記念と称して、ここ数年名盤と呼ばれるものがどんどんリマスタリングされて再発売されているが、その中でも買うべきかどうか非常に悩んだ一枚である。ある世代にとっ…

芸人松本人志と監督松本人志は別として考えるべき『R100』

『R100』をレンタルDVDで観た。 「頭がコンフューズするように撮ったんでね。作戦かもしれないけど良い映画とも悪い映画とも一切言わせなくて、なんて言っていいかわからないこの映画。けなすわけにもいかないし、褒めるわけにもいかないような映画っていう…

映画作家時代の終わり『天国の門』

火曜日にシネウィンドにて『天国の門』を観てきた。 シネコンに慣れ切ってる世代なので、シネウィンドという映画館は観る環境としてはよろしくなく、できることなら足を運びたくないのだが、あの『天国の門』がスクリーンで観れるならというのと、最近仲良く…

福島に行ってきた

美味しんぼの表現問題で話題になってますが、先週の土曜日福島に行ってきました。ぼくが死ぬまでにやってみたいことのひとつに「ビール工場見学」というのがありまして*1、そこで出来立ての、いわゆる本物の生ビールを飲むというのが夢だったんですが、それ…

ディランからでんぱ組まで最近聴いた音楽

音楽熱が最高級に高まってるので音楽聴きまくってました。っていうか、映画観る気力が…… 『ブリンギング・イット・オール・バック』『時代は変る』ボブ・ディラン実はディランのプロテストソングにそこまで思い入れがなく(歌詞はすごいなと思ってるけど)、有…

『M:I-5』が公開される前に再評価せよ!『誘拐犯』

『誘拐犯』をDVDで観た。十数年ぶりに観たというほうがただしい。『ユージュアル・サスペクツ』の脚本で一躍脚光を浴びたクリストファー・マッカリーの初監督作である。 実は彼が監督した『アウトロー』はトムじゃなければ…とわりと苦言を呈するような評価を…

噂通り二度読みたくなるが……『イニシエーション・ラブ』

乾くるみの『イニシエーション・ラブ』を読んだ。イニシエーション・ラブ (文春文庫)作者: 乾くるみ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/09/20メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る結構前に発売された本だが、今年の3月にくりぃむしちゅーの有田…

こないだ始まった沢尻エリカのドラマがなかなかおもしろかった件

TV

沢尻エリカ8年ぶりの連ドラ主演ということで話題になってるんだかなってないんだかわからないが、その波にのって『ファースト・クラス』第一話を観た。『ノンストップ』の番宣で「おっ、おもしろそうじゃん」と思って観てしまったので、番宣も無駄じゃないん…

綾野剛のテリー・レノックスが完璧『ロング・グッドバイ』

TV

NHKの新ドラマ『ロング・グッドバイ』第一話を観た。 ドラマのプロデューサーがTwitterにて「TLの「ロング・グッドバイ」感想を見ていたらレイモンド・チャンドラーの原作を読んでいない人が多いね」「原作は清水俊二訳の「長いお別れ」と村上春樹訳の「ロン…

高倉健萌え『ブラック・レイン』

午前十時の映画祭にて『ブラック・レイン』をちょー久々に観た。 いやー改めてすごい映画なんだなと思った。ぶっちゃけ松田優作しか印象に残ってなかったが、彼の存在が“強すぎる”だけであり、他の部分も実はよくできていたんだなということが今回でわかった…

「いいともグランドフィナーレ」について雑記

TV

いまさらだが「いいとも」のグランドフィナーレについて書く。やはり書かずにはいられない。いいともはグランドフィナーレに向けて大きな話題を世間にふりまいていた。とんねるずのテレホン最長記録にレギュラー出演。オザケンの16年振りのテレビ出演。安倍…

黒いのはダークナイトの影響か?『ロボコップ』

『ロボコップ』鑑賞。 この監督が以前撮った『エリート・スクワッド』は未見なのだが、業界的にこういう人をしっかり引っ張ってくるハリウッドの懐の広さみたいなものを改めて感じた。ハイコンセプトが主流だった90年代から2000年代はリメイクだらけになって…

“狂った”邦画をいくつか観た

Twitterで知り合い、新潟に住んでるということで普通にプライベートでも仲良くさせてもらってる「映画悪ガキコンビ(たった今命名)」のghostboatくん(https://twitter.com/ghostsociety12)とまこーくん(https://twitter.com/Makoto_ucc)に「今まで観たかった…

もうひとつのエンディング『ファースター 怒りの銃弾』

『ファースター 怒りの銃弾』鑑賞。 ぼくよりもDVDを所有し、しかもそのほとんどがアクション映画という知人からブルーレイを買ったからDVDの方をあげるといわれ、そのままにしていた作品のひとつ。そのタイトルとロック様出演ということで完全にスルーして…

ギャグ、血マシマシ、乳抜き『マチェーテ・キルズ』

『マチェーテ・キルズ』鑑賞。 そもそも企画の発端が『グラインドハウス』のなかのフェイク予告編であり、ブラックスプロイテーションをうまくトレースした前作は映画に必要不可欠なものがてんこもりで、おふざけがすぎるシークエンスも多々あったが、メキシ…

『狼/男たちの挽歌・最終章』の元ネタ『心のともしび』

タランティーノのお気に入りでもあり、ジョン・ウー『狼/男たちの挽歌・最終章』の元ネタ。この映画の存在を知ったのは映画を見始めた16〜7年ほど前に「タランティーノの肖像」という本に載っていたからで(その本に載ってたタランティーノのお気に入りをメ…

『その男、凶暴につき』を超久しぶりに観た

大雪の影響で仕事が急遽休みになり、午前中は昨日BSで放送された『その男、凶暴につき』を観ていた。ずっと前から再見しなきゃと思ってたんだけどいきつけのレンタル店ではつねに貸出中でなかなか借りれなかった。んで、見始めてびっくりした。あまりのヘタ…

主人公が妄想する理由がない「理由」とは…『LIFE!』

『LIFE!』を試写会にて鑑賞。Twitterでも結構な人数が観ていて、どんだけの率だよと思った。TLにあれだけいたのは珍しいことだったかもしれない。 原題の『The Secret Life of Walter Mitty』でピンとくる人もいるだろうが、1947年に公開された『虹を掴む男…

映画というのは80年前から変わってない『M』

1930年代のベルリンを震撼させた幼女連続誘拐殺人事件。ありとあらゆる観点から捜査するも一向に犯人が捕まる様子はなく、この事件のせいで警察が街に徘徊し、思うように犯罪ができなくなった組織が自らの手で犯人を捕まえようと画策する……「好き/嫌い」は…

本当に心から反省しております『アメリカン・ハッスル』

上院議員と下院議員五人が汚職で捕まったまさに映画のような「アブスキャム事件」を基に、FBIと天才詐欺師が組んだおとり捜査を描く。いわゆるひとつの『スティング』的なコンゲームものであり、前作同様、監督のデヴィッド・O・ラッセルは役者の演技を中心…